ジャパンアミューズメントエキスポ2017(JAEPO2017)(主催・ジャパンアミューズメントエキスポ協議会、日本アミューズメントマシン協会(JAMMA)、全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU))が10日~12日までの3日間、千葉市美浜区の幕張メッセにおいて開催された。あわせて同会場では11、12日に闘会議2017(主催・niconico)が行われ、「JAEPO×闘会議2017」として幕張メッセ1~8ホールを用いた初の合同開催となった。JAEPO2017業者商談日として単独開催された10日は来場者数7127人で、合同開催となった11、12日を合わせた合計会場来場者数は6万8459人、ネット来場者数は412万6180人を記録した。
JAEPO2017では、最新アミューズメントマシンの発表が各社から行われた。風適法改正による入店時間の緩和を追い風とした子供や女性など初心者向けの景品(プライズ)やゲーム機の出展が最も多く、次いで観戦も楽しめる「e‐スポーツ」タイプのゲームが続いた。最新技術を活用したVRゲーム機の出展もあり、人気ゲームの続編などと共に注目を集めていた。システム関連では多数の電子マネーを1つのシステム・機器で処理できるマルチ決済システムなどが発表されている。
併せて会場内では、AOU主催による音楽ゲームの全国大会である「第三回天下一音ゲ祭 全国頂上決戦」やアーケードゲーム業界団体による格闘ゲーム大会「第一回天下一格ゲ祭」、アドアーズ主催によるメダルゲームを用いた大会「天下一メダゲ祭」などが2日間に渡って開催され、会場を盛り上げた。
同時開催となった「闘会議2017」ではゲームファンとゲーム大会の祭典として、各種ゲーム大会や「実況プレイ」のステージなどを多数設置。特別パートナーの任天堂による「Nintendo Switch体験エリア」では、来月発売となる最新ゲーム機を遊ぼうと多数の来場者でにぎわっていた。
その他にも、会場内ではボードゲームや花札といったアナログゲームをメインとしたエリアや自作・インディーゲームを体験できるエリア、ゲーム音楽の生演奏ステージなどゲームに関連したあらゆるイベントを開催。JAEPO2017と合わせ、ゲームファンに向けた祭典として相応しい盛り上がりを見せた。
[2017年2月15日・日刊遊技情報]