ユニバーサルエンターテインメントは10日、2017年3月期第3四半期決算短信[日本標準](連結)を発表した。
第3四半期決算短信の業績(2016年4月1日~12月31日)は売上高906億3000万円(対前年同四半期増減率プラス48.0%)、営業利益274億3600万円(同プラス242.0%)、経常利益232億8500万円(同プラス415.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益149億8000万円(同プラス330.9%)と大幅な増収増益となった。主な要因としてはパチンコが撤去回収問題に追われるなか、パチスロ機の販売が好調に推移したことを挙げている。なお当四半期におけるパチスロの販売タイトルは、「クランキーセレブレーション」と「SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~Ⅲ」の2タイトル。パチスロ・パチンコ事業のセグメント別業績は、売上高882億4000万円(前年同期比プラス50.5%)、営業利益399億6900万円(同プラス114.6%)となった。
またフィリピンのマニラに立地する世界最大級の総合リゾート「OKADA MANILA」が昨年12月21日にフィリピンのアミューズメント・アンド・ゲーミング・コーポレーションからカジノ運営の承認を得たことにより、12月30日より運営を開始。今後はVIPカジノフロア、レストラン、噴水施設等が完成したのち、3月末にグランドオープンを予定している。ただし連結決算においては、同社は海外子会社を四半期ずれにて連結しているため、決算への本格的な反映は来期からになるとした。
[2017年2月21日・日刊遊技情報]