経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2016年12月分確定値を15日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で一昨年の4月以降33カ月連続の減少。マイナス幅は6.9%と前月の半分ほどにまで縮まったが、プラスに転じるまでには至らなかった。また従業員数合計が対前年同月比でついに100%を割り込んでいる。
対個人サービスの趣味・娯楽関連の売上高では、「遊園地・テーマパーク」が対前年同月比で2カ月連続の増加。それ以外の4業種は引き続き減少しており、「パチンコホール」以外では「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」が5カ月連続、「ボウリング場」が6カ月連続となった。また年間での統計も発表され、「パチンコホール」が対前年比11.2%の減少で4年連続のマイナス。そのほかの4業種もすべて対前年比ではマイナスとなり、「遊園地・テーマパーク」は5年ぶり、「ゴルフ場」は2年ぶりの減少となった。
[2017年2月28日・日刊遊技情報]