経済産業省大臣官房調査統計グループは、「特定サービス産業動態統計調査」の2017年2月分速報値を14日付で公表した。「パチンコホール」の売上高は、対前年同月比で一昨年の4月以降35カ月連続の減少。増減率もマイナス8.4%と先月期と比べ、再びマイナス幅が広がっている。しかし、設置台数においては6カ月ぶりに対前年同月比が100%へと回復し、マイナス傾向にあった状況に歯止めがかかった。
対個人サービスの趣味・娯楽関連の売上高は、「遊園地・テーマパーク」が前年同月比で4カ月連続の増加。ただしそれ以外の4業種はすべてマイナスで、「パチンコホール」を除いた3業種は、「ゴルフ場」が2カ月ぶり、「ゴルフ練習場」が7カ月連続、「ボウリング場」が8カ月連続の減少となっている。また教養・生活関連では、売上高でここまで5年に渡って前年同月比を上回っていた「フィットネスクラブ」が61カ月ぶりに減少へと転じている。
[2017年4月20日・日刊遊技情報]