全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)は13日、東京都港区西新宿のヒルトン東京で第29回通常総会を開催した。
総会は会員8名全てが出席し成立、4議案すべてを承認可決した。任期満了に伴う役員改選では中村昌勇氏に代わり林和宏氏が新たに会長に就任。就任の挨拶では「皆様にサポートして頂きながら、今後も関係団体と良好な関係を築いていきたい。また自分も取扱主任者の現場で働く身として、少しでも現場での労働環境が改善できるよう進めていきたい」と語った。
また事業報告書によると、同組合の主な事業であるパチンコ中古機の取扱台数(2016年5月1日~2017年4月30日)は、件数が62万5340件(前年対比プラス0.9%)、台数が102万1535台(同マイナス6.2%)となった。また認定機の取扱台数は17万2146台で、中古機と合わせた合計の取扱台数は、119万381台となっている。
さらに事業計画では、引き続き中古遊技機流通の業務や遊技機の新流通制度に必要なスキルのレベルアップに向けた研修会を積極的に実施するとしたほか、依存問題対策や、子ども虐待防止を訴える市民運動「オレンジリボン運動」への支援、具体的なエコ対策などに取り組むこととした。また次期(2017年5月~2018年4月)の確認証紙の発行枚数は102万枚(中古機用90万枚、認定用12万枚)と見通している。
[2017年6月16日・日刊遊技情報]