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東京ゲームショウ2017開催 ~藤商事が本格RPG作品を出展

東京ゲームショウ2017(一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会主催、日経BP社共催)が21日~24日の4日間、千葉市美浜区の幕張メッセにおいて開催された。「さあ、現実を超えた体験へ。」をテーマとした本年は、前回より新設されたVR分野のAR(拡張現実)やMR(複合現実)を拡充し、「VR/ARコーナー」と改称。また「e‐Sports」普及へ向けた大型ステージの設置、映像配信などが行われ、基調講演でも「e‐Sports」に関連した議論が交わされ、国内での普及へ向けて機運を高めた。

 

総出展社数は609社(昨年614社)で国内出展社数は過去最多を更新。出展タイトル数は1317タイトル(同1523タイトル)で、昨年同様に約3割がスマートフォン向けタイトルとなった。また、会期4日間の総来場者数は25万4311人で、昨年からは1万6913人の減少だった。

 

出展社別では藤商事が新ゲームアプリの「23/7 トゥエンティ スリー セブン」ブースにおいてスペシャルイベントを開催。KADOKAWA協力によるゲームシナリオをもとに多数の人気イラストレーターとコラボした本格RPG作品第1弾となっており、会期初日に行われたステージイベントではゲームキャラクターに扮した俳優の松平健やグラビアアイドルの本郷杏奈とマジシャンの新子景視が登壇してトークセッションなどで会場を盛り上げた。同ブースでは他にアプリの体験コーナーや巨大ガチャガチャマシンでの抽選会なども開催。同アプリは今冬よりスマートフォン向けに配信が予定されている。

 

その他にも各社がゲーム最新作の発表や試遊ブースの出展を行った。VR関連でも触覚や嗅覚に対応したデバイスなど、新たな体験に多くの来場者が詰めかけた。

 

併せて行われた日本ゲーム大賞では、「年間作品部門」で任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド」が大賞を受賞。その他「経済産業大臣賞」や「ゲームデザイナーズ大賞」などを発表。また新たに「U18部門」の新設が決定された。

 

次回の東京ゲームショウは2018年9月20日~23日の日程で幕張メッセにおいて開催予定となっている。

 

[2017年9月27日・日刊遊技情報]

 

東京ゲームショウ2017
tokyogameshow2017