ダイナムジャパンホールディングス(DYJH)は21日、2017年9月中間期(2017年4月1日~9月30日)の決算の概況を発表した。
決算内容は貸玉収入3971億2700万円(対前年中間期比マイナス191億1900万円、マイナス4.6%)、営業収入772億1100万円(同マイナス25億9700万円、マイナス3.3%)、税引前中間利益84億600万円(同プラス17億7100万円、プラス26.7%)、中間利益54億3400万円(同プラス16億1400万円、プラス42.3%)。貸玉収入や営業収入では、高射幸性遊技機の撤去などによる稼働の低下が影響したことで減収となったが、販促費などの営業経費を抑制するローコスト経営の徹底に取り組んだこともあり、中間利益では大幅な増益となっている。また営業形態別の貸玉収入では、前中間期と比較して低貸玉店舗が11億7700万円増加、高貸玉店舗で202億9600万円減少。
2017年9月末時点における店舗数は450店舗。前年9月末と比較し6店舗増加した。本中間期における新規出店は低貸玉店舗5店舗、閉店1店舗。1店舗を高貸玉店舗から低貸玉店舗へ、1店舗を低貸玉店舗から高貸玉店舗への業態変更を行った。
あわせて開催された取締役会において余剰金の配当(中間配当)を行うことを決議。1株あたりの配当金は6円。配当総額は45億9600万円とした。
なお今回の規則改正については、効果的な機械投資やさらなるローコスト経営の徹底などに取り組むことで対応するとしながらも、グループ収益への影響は現状で予測することができず、今後もこの問題については必要に応じて情報開示を進めていくとしている。
[2017年11月29日・日刊遊技情報]