回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)の近畿支部は18日、大阪市中央区難波のスイスホテル南海大阪において新年研修会を開催した。
研修会の冒頭で挨拶に立った大饗裕記理事長は「販売業者が業界にとって必要な存在だということを業界団体間でも話し合いを重ねているところ。今年も1年間、販売業者の生きる道を作るため尽力していく」と決意を述べた。
続いて、臨時総代会・理事会及び各委員会からの報告が行われ、リサイクル・環境委員会が遊技機の闇スロ流出を防止するため、リサイクル管理表提出の義務化、様式の見直し、闇スロ撲滅ポスターの再配布を実施すると報告。リサイクル管理表の運用・管理に関しては、使用済み回胴式遊技機を処理委託する場合や4号営業での使用または販売を目的としていない者へ回胴式遊技機を有価物として売却した場合は機歴の最終段階を確実に把握するためにリサイクル管理表の使用を義務化。さらに当該者に対しては、使用目的を必ず確認するよう求めた。
その後はテレビでも活躍する三輪記子弁護士が講演。「2018年『出るとこ出るぞ!』と言われないために!」を演題に、「セクハラ・パワハラとは何か」「具体的にはどういった行為がセクハラ・パワハラと見なされるのか」などについて法律や判例を基に詳しい解説を行った。
[2018年1月24日・日刊遊技情報]