今回は、2023年9月末と10月末時点の1カ月間のデータを比較した店舗数・台数の推移を見ていく。
この1カ月間における店舗数、台数推移は下表の通りとなる。
年月 | 店舗数 | P台数 | S台数 | 総台数 |
2023年10月 | 6,755 | 2,090,716 | 1,340,963 | 3,431,679 |
2023年9月 | 6,803 | 2,102,245 | 1,343,712 | 3,445,961 |
差分 | ▲48 | ▲11,529 | ▲2,749 | ▲14,282 |
※2020年1月からの月間店舗数・台数推移はこちら
このように9月末と比較すると店舗数は48店舗減少した。
この内訳を見ていくと、新規店舗(M&Aによる取得、改装中の店舗をリニューアルオープンも含む)は19店舗、減少店舗(M&Aによる売却、改装・休業中へ変更も含む)は67店舗となる。
設置台数においてパチンコ・パチスロ別に見ると、パチンコの設置台数の減少数が相変わらず多くなっていた。
また1年前と比較すると、
年月 | 店舗数 | P台数 | S台数 | 総台数 |
2023年10月 | 6,755 | 2,090,716 | 1,340,963 | 3,431,679 |
2022年10月 | 7,298 | 2,215,466 | 1,357,812 | 3,573,382 |
差分 | ▲543 | ▲124,750 | ▲16,849 | ▲141,703 |
このようにパチンコの設置台数が大幅に減少しており、いまだにパチンコの大幅な減少傾向が止まっていないことが見て取れる。
一方、経営グループ別に見ていくと、10月末時点で9月末より総設置台数が1000台以上増加したのは下記4グループとなる。
グループ名 | 10月台数 | 9月台数 | 差分 |
ダイナムグループ | 212,251 | 210,741 | +1,510 |
延田エンタープライズグループ | 48,739 | 47,628 | +1,111 |
平成観光グループ | 16,560 | 15,557 | +1,003 |
ジョイパックグループ | 17,774 | 16,774 | +1,000 |
「ダイナムグループ」を除く3グループに関しては、単に1000台以上の超大型店舗を取得したことに起因しているが、「ダイナムグループ」に関しては取得した2店舗の合計台数は987台であり、店舗取得による増加ではなく既存店舗のパチスロを中心とした増台によるものが大きい。
このように積極的な経営グループも見られるが、年末年始に向けてどのような動きになっていくのだろうか。
パチンコをやめる事が業界根絶及びその関係者絶滅への早道です残念ながら大手に客が流れているのが現状です皆様の賢明なご判断をよろしくお願いいたします
メーカーはいつまで殿様商売しているつもりだろうね。気づいた時には誰も買ってくれなくなるよ、今のうちから心を入れ替えておかないといつかお得意先からしっぺ返しが来る