【パチンコ経営企業分析】中古機価格３００万円超えのスマパチ「Ｒｅ：ゼロ　ｓｅａｓｏｎ２」、最多設置グループは「マルハン」で１３９８台

「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
©DAITO GIKEN,INC.

今回は導入以降、稼働状況はもちろん中古機市場においても圧倒的な存在感を示しているスマパチ「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の設置状況について見ていく。

まず、直近の集計における高額取引機種は下表の通り。

このようにパチスロのほうがトップ１０に多く入っているものの、「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の取引額は、次位の「ゴーゴージャグラー３」の倍近くの値になっておりインパクトは大きい。

それでは「ｅ　Ｒｅ：ゼロから始める異世界生活　ｓｅａｓｏｎ２」の設置状況はどうだろう。

先週の集計において同機種の設置台数は約１万５０００台であったが、設置上位店舗は下表の通りとなる。

このように総設置台数がそれほど多くないため、最も多い『まるみつ霧島店』においても３６台にとどまっていた。

また、経営グループ別の設置台数は下表の通りだ。

設置台数がそれほど多くないことが、中古取引においてかなりの高額になっている最大の要因であるが、ニーズがあるからこそ３００万円以上の高額で取引されているのだろう。

さて、この先どのような動きを見せてくれるのか注目しておきたい。