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【パチンコ経営企業分析】パチスロに注力する傾向が止まらない、通常貸玉におけるパチンコとパチスロの台数差が1万台を下回った

パチスロに注力する傾向が止まらない。

直近2週間において、パチスロを10台以上増台した店舗は42店舗あり、パチスロがさらに1200台以上増えた。一方で、同時期にパチンコを10台以上増台した店舗は6店舗にとどまり、その台数も100台程度であった。

その結果、通常貸玉におけるパチンコとパチスロの設置台数差がさらに縮まってきている。

そこで、2023年におけるパチンコ・パチスロ別の通常貸玉の台数推移は下表の通り。

通常貸玉設置台数
パチンコ パチスロ 差分
1月 1,124,169 1,029,120 95,049
2月 1,120,742 1,025,250 95,492
3月 1,112,068 1,017,337 94,731
4月 1,106,060 1,031,825 74,235
5月 1,100,544 1,035,005 65,539
6月 1,095,836 1,033,807 62,029
7月 1,089,111 1,040,319 48,792
8月 1,080,019 1,045,793 34,226
9月 1,074,963 1,043,683 31.280
10月 1,068,463 1,041,669 26,794
11月 1,060,686 1,039,982 20,704
12月 1,054,102 1,044,491 9,611

※毎月末週の集計データであるが、12月に限り第2週の集計データとなる

2月時点ではパチンコが9万5000台多かったが、最新の集計データでついにその差が1万台を下回った。

これから年末年始に向けてグランドオープンする店舗、リニューアルを行う店舗が増えてくる中、通常貸玉においてパチスロがパチンコを上回る可能性がでてきた。


コメント:2件 コメントを書く

  1. その昔はパチンコ台10万円、パチスロ台20万円と言われていた時代があったが両者とも無駄なギミックをつけて同じ50〜60万釣り上がった(ジャグラーと液晶機が同じ値段なのは解せないが稼働貢献してくれると思えば適正か)。パチンコの方が安いと言う理由で設置された昔ながらの島設備は、今では何の意味も持たない

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  2. スロットは若干増えてはいるがパチンコの台数の減少が顕著に見えるだけに思う。

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