今回は2023年において最も店舗数が増加した「デルパラグループ」の店舗数・台数推移をみていく。
「デルパラグループ」は前述したように2023年で最も営業店舗数が増加し現在24店舗運営しているが、2023年末と2022年末における店舗数・台数比較をすると下表の通りとなる。
デルパラグループ店舗数推移 | |||||
23/12 | 22/12 | 差分 | 増加 | 減少 | |
店舗数 | 24 | 17 | +7 | 9 | 2 |
※増加は「新店」・「長期休業明けリニューアルオープン」・「事業継承による取得した店舗」を含む
※減少は「閉店」だけでなく、「休業中」・「改装中」に変更した店舗を含む
デルパラグループ台数推移 | |||||
2023年 | 2022年 | 差分 | 比率 | ||
P通常貸玉 | 4,358 | 3,355 | +1,003 | 129.9% | |
P低貸玉 | 5,400 | 3,920 | +1,480 | 137.8% | |
S通常貸玉 | 6,290 | 3,409 | +2,881 | 184.5% | |
S低貸玉 | 2,734 | 2,219 | +515 | 123.2% | |
全体 | 18,782 | 12,903 | +5,879 | 145.6% |
※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値
このように2023年には「バージン」6店舗および「VIP」2店舗をM&Aで取得したこともあり、営業店舗数は7店舗増加。また、全体の設置台数においても、2022年12月と比較すると145.6%増と大幅に増加している。パチンコ・パチスロ・貸玉別に見ていくと、パチスロ通常貸玉が最も増加幅が大きく、パチンコに関しては通常貸玉よりも低貸玉の設置台数が多いことが特徴として挙げられる。
続いて新台(※)の導入状況を見ていく。
2022年と比較すると、総設置台数が増加したこともあり、パチンコ・パチスロ問わず新台の総導入台数は2022年と比較すると1000台以上の増加であった。
デルパラグループ新台導入推移 | |||
2023年 | 2022年 | 差分 | |
パチンコ | 6,332 | 5,676 | +656 |
パチスロ | 4,279 | 3,824 | +455 |
全体 | 10,611 | 9,500 | +1,111 |
※新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする
一方で、直近(2023年7月~2023年12月の6カ月間の評価)および前年(2022年7月~2022年12月の6カ月間の評価)の新台導入評価においては、「S」ランク店舗数はほぼ同数であったので、店舗数が増加したことを考慮するならば、新台を導入する姿勢は若干落ちた印象だ。
このあたりは低貸玉の設置比率が増加していることも理由としてあげられよう。
デルパラグループ新台導入評価 | ||||
パチンコ | パチスロ | |||
S | A | S | A | |
2023年 | 8 | 4 | 8 | 2 |
2022年 | 7 | 2 | 8 | 1 |
最後に、資産価値額を見ていく。
パチンコは平均値よりもはるかに上回っていたものの、パチスロは平均値以下であった。2022年末時点ではパチンコ・パチスロ問わず平均値を大幅に上回っており、店舗別に見てもM&Aで取得した店舗の資産価値額があまり伸びていなかった。
デルパラグループ資産価値 | ||
パチンコ | パチスロ | |
デルパラグループ | 273,380 | 275,012 |
平均 | 191,375 | 283,983 |
差分 | +82,005 | ▲8,971 |
2023年において最も営業店舗数が増加した「デルパラグループ」。2024年も引き続き店舗数を増加させていくのだろうか。
スーパーボッタクリウルトライカサマパチンコグループ 行かないのが身のためです
と言うか賭博のパチンコ屋に金を貢ぐ神経解らん