今回は、直近のパチンコ新台導入評価(2023年9月~2024年2月の6カ月間の評価)を元に考察を行っていく。
まず上位500店舗が該当する「S」評価の店舗数が20店舗以上の都道府県を見ていくと下表の通りとなる。
都道府県 | 店舗数 | S店舗 | P前月 | 差分 |
東京都 | 467 | 63 | 59 | +4 |
大阪府 | 428 | 41 | 41 | ±0 |
愛知県 | 342 | 37 | 33 | +4 |
神奈川県 | 312 | 34 | 38 | ▲4 |
福岡県 | 241 | 32 | 34 | ▲2 |
千葉県 | 252 | 25 | 24 | +1 |
埼玉県 | 285 | 24 | 25 | ▲1 |
上位の都道府県を見ていくと、最も「S」ランク店舗数が多かった「東京都」が前回より4店舗増加して63店舗。また前回3位だった「神奈川県」にかわり前回より4店舗増加した「愛知県」が3位に浮上した。
また、「S」ランク店舗が10店舗以上ある都道府県を見ていくと、京都府・福島県(以上15店舗)、新潟県・静岡県・北海道(以上13店舗)、三重県・岡山県(以上12店舗)、茨城県・兵庫県(以上11店舗)、熊本県・宮城県(以上10店舗)となっており、前回10店舗以上あった「宮崎県」と「群馬県」が10店舗を下回ったものの、前回10店舗以下だった「三重県」、「兵庫県」、「熊本県」の3県が10店舗以上となった。
なお、「S」ランク店舗が1店舗も該当しない県は1県であった。
次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていく。比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。
都道府県 | 店舗数 | S比率 | 前回比率 |
三重県 | 83 | 14.5% | 10.7% |
京都府 | 104 | 14.4% | 15.9% |
東京都 | 467 | 13.5% | 12.6% |
福岡県 | 241 | 13.3% | 13.9% |
岡山県 | 92 | 13.0% | 14.1% |
新潟県 | 106 | 12.3% | 11.2% |
福島県 | 123 | 12.2% | 10.6% |
宮崎県 | 79 | 11.4% | 12.7% |
神奈川県 | 312 | 10.9% | 12.1% |
愛知県 | 342 | 10.8% | 9.6% |
前回は「京都府」が初めて「S」ランク比率において首位となったが、今回はその「京都府」を抜いて「三重県」が最も「S」ランク比率の高い県となった。また、長らく「S」ランク比率において首位を維持していた「岡山県」は今回5位までその順位を落としていた。
都道府県別における営業店舗数が多い上位5都道府県のうち4都道府県が「S」ランク店舗数において上位を占めているものの、店舗比率でみると「三重県」や「京都府」のほうが高い。それだけ新台導入に積極的な店舗が見られることになるが、さて次回集計時には新たな県が出てくるのだろうか。
※タイトルに誤りがあったため修正しております。
大丈夫。パチンコ業界に未来はない(笑)
んだっこの!!