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【パチンコ経営企業分析】スマスロ設置比率トップは日光商事グループで約68%、計5グループが50%超え ~経営グループ別のスマスロ設置状況

前回スマスロの都道府県別設置比率を見ていったので、今回は経営グループ別のスマスロ設置比率を見ていきたい。

都道府県別に見ると最も設置比率が高かったのは「京都府」で唯一の設置比率40%以上だったのだが、「京都府」を中心に店舗展開している経営グループの設置比率は高いのだろうか。

パチスロ設置台数3,000台以上(低貸玉のみ1,000台以上)の設置比率上位グループはそれぞれ下表の通りとなる。

このように5グループのスマスロ設置比率が50%を超えており、その中でも日光商事グループ(nikko)は唯一の60%以上の設置比率となった。また「京都府」を中心に店舗展開しているグループを見ていくと、4位の晃商グループ(スーパードーム)以外は特に見られず、県全体のスマスロ設置比率の低かった「愛知県」を中心に店舗展開しているグループがいくつか設置比率上位20位までに入っていた。

続いて貸玉別に見ていきたい。

まずは通常貸玉において3,000台以上設置している経営グループ。

通常貸玉においては、店舗全体における設置シェアの高いグループが順位こそ多少変動したものの、同じようにランクインしていた。また、設置比率50%以上の経営グループも9グループまで増え、ピーアークグループが60%以上、日光商事グループ(nikko)が70%以上と非常に高い設置シェアとなった。

続いて低貸玉において1,000台以上設置している経営グループ。

低貸玉になると、店舗全体設置比率で上位20位までに入っていない経営グループもいくつか見られた。また、低貸玉全体における設置比率は24.6%であるものの、最も設置比率の高い平和観光グループ(プレミオ)の設置比率は49.9%と非常に高かった。

直近の集計において、スマスロの設置比率が100%の店舗は10店舗以下であるものの、全体の設置比率は順調に伸びている。数カ月後には、今回集計した設置比率からどれくらいまで上昇するのだろうか。


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