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【パチンコ経営企業分析】通常貸パチンコの減少続く、通常貸パチスロとの台数差は2.8万台に広がる

4月26日にグランドオープンした『アミューズ浅草店』

連休前・連休中にグランドオープンを行った店舗が数多くあるが、それらを踏まえて店舗数並びに遊技機台数の推移を見ていきたい。

まず、2024年における店舗数は、下表のように毎月減少傾向にあるものの、4月末に開店した店舗があるので、4月の減少店舗数は2024年に入って最も少ない。

2024年店舗数推移
1月 2月 3月 4月
店舗数 6,677 6,648 6,599 6,583
前月差 ▲52 ▲29 ▲49 ▲16

続いて台数推移を見ていくと、下表のように4月末時点における総台数は3月末よりも増えているものの、パチンコは大幅に減少していた。4月26日にグランドオープンした『アミューズ浅草店』(パチンコ:452台、パチスロ:503台)や、4月27日にグランドオープンした『キクヤ堺本店』(パチンコ:560台、パチスロ:955台)のようにパチスロを軸に営業を開始した店舗もある影響だろう。

2024年台数推移
パチンコ パチスロ 合計
台数 前月差 台数 前月差 台数 前月差
1月 1,962,241 ▲6,805 1,300,231 +209 3,262,472 ▲6,596
2月 1,953,379 ▲8,862 1,299,218 ▲1,013 3,252,597 ▲9,875
3月 1,945,020 ▲8,359 1,296,914 ▲2,304 3,241,934 ▲10,663
4月 1,934,782 ▲10,238 1,310,137 +13,223 3,244,919 +2,985

その結果、通常貸玉におけるパチンコとパチスロの台数差はさらに開いている。

通常貸玉台数推移
パチンコ パチスロ 差分(PーS)
台数 前月差 台数 前月差
1月 1,054,129 ▲4,312 1,054,171 +686 ▲42
2月 1,047,559 ▲6,570 1,053,466 ▲1,013 ▲5,907
3月 1,042,395 ▲5,164 1,051,635 ▲1,831 ▲9,240
4月 1,033,099 ▲9,296 1,061,761 +10,126 ▲28,662

このように一気に差が開いてしまった。

また、パチンコ通常貸玉においては今のペースだとあっという間に100万台を下回ってしまうだろう。

連休前・連休中のグランドオープンの影響で全体の設置台数は伸びたものの、それでもパチンコの設置台数は大幅に減少しており、なかなか厳しい状況から抜け出せない様子が感じられてしまった。

[文・構成/情報島編集部]


コメント:1件 コメントを書く

  1. しばらくやってないとパチンコのゲーム性分からなくなって打つ気持ちなくなるね、まあパチスロに比べればダメなゲーム数とかないのだろうけど、素人には敷居が高くなったもんだ

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