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【パチンコ経営企業分析】「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の増販によりスマパチの設置台数が増加、5月以降どのように変化するか?

中古取引市場において登場以降常に高額で取引されている「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の増販が始まったが、それに伴いスマパチの設置状況はどのように変わっただろうか。

まずは直近半年間におけるスマパチの設置状況を見ていくと下表の通りとなる。

スマパチ導入状況
店舗数推移 台数推移
年月 店舗数 増減 店舗比率 設置台数 増減 設置比率
2023年11月 4,096 +263 64.4% 68,673 +13,670 3.5%
2023年12月 4,287 +191 67.4% 77,800 +9,127 4.0%
2024年1月 4,308 +21 68.1% 77,734 ▲66 4.0%
2024年2月 4,328 +20 68.7% 77,379 ▲355 4.0%
2024年3月 4,327 ▲1 68.8% 76,884 ▲495 4.0%
2024年4月 4,531 +187 72.6% 82,005 +5,199 4.2%

※導入店舗比率にはパチスロ専門店は含んでいない
※それ以前の設置状況についてはこちらに掲載中

このように2024年以降スマパチの設置台数は減少し続けていたのだが、「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」増販の効果もあり設置台数は増加に転じた。

しかしながら「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の設置台数は、

4月末 3月末 差分
設置台数 29,025 15,326 +13,699

であるように、「e Re:ゼロから始める異世界生活 season2」の増台数は、4月末のスマパチ増台数5,199台よりもはるかに多い13,699台であるので、スマパチ全体の純増にはそれほどつながっていないといえる。

それでもスマパチの設置台数は8万台を超えたのも事実。5月以降、この数字はどのように変化していくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


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