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【パチンコ経営企業分析】前月より大幅減となった5月の新台導入状況、グループ別でみると想像以上に落ち込んでいた

先日5月度の各店舗における新台(※1)導入台数を見たので、今回は経営グループ別の新台導入台数を見ていく。

5月においては各店舗とも新台をそれほど導入しなかったのだが、経営グループ全体で見るとどのような結果となっているのだろうか。

導入上位のグループは下表の通りとなる。

5月度新台導入台数上位グループ
グループ名 総台数 店舗全体 パチンコ スロット
5月 4月 差分
マルハングループ 221,880 3,971 11,133 ▲7,162 1,588 2,383
ダイナムグループ 211,982 2,110 3,552 ▲1,442 775 1,335
NEXUSグループ 60,086 1,742 3,151 ▲1,409 885 857
アンダーツリーグループ 80,087 1,637 3,962 ▲2,325 633 1,004
延田エンタープライズグループ 50,166 1,148 3,026 ▲1,878 498 650
キング観光グループ 24,041 814 1,561 ▲747 328 486
遊楽グループ 22,645 771 1,361 ▲590 285 486
ガイアグルー 55,370 747 1,213 ▲466 263 484
浜友グループ 24,689 628 1,112 ▲484 290 338
フェイスグループ 22,488 586 1,344 ▲768 243 333

※新台導入台数上位20位までの経営グループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください

総新台導入台数が4月と比較すると激減していたので、各経営グループにおける新台導入台数も大幅に減少していると思われたが、その台数差は想像以上であり、最も新台導入台数が多かった「マルハングループ」は、4月と比較すると70%以上にあたる7,162台の減少となった。

また、パチンコ・スロット別の導入台数を見ていくと、「NEXUSグループ」以外のすべてのグループが、パチンコよりもスロットのほうが導入台数が多かった。

5月は各経営グループともに新台導入台数が大幅に減少していたが、これは単に期待される新機種がなかったからなのか、各経営グループが新台導入に対してよりシビアになってきたからなのか。

[文・構成/情報島編集部]


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