×

【パチンコ経営企業分析】「S」ランク比率トップは「三重県」で17.9%、都道府県別新台導入評価(スロット編)

前回、パチンコ新台導入評価(2023年12月~2024年5月の6カ月間の評価)を見ていったので、今回はスロットの新台導入評価について見ていく。

まず上位500店舗が該当する「S」評価の店舗数が20店舗以上の都道府県を見ていくと下表の通りとなる。

Sランク店舗数
都道府県 店舗数 S店舗 S前月 差分
東京都 479 52 54 ▲2
愛知県 358 51 46 +5
神奈川県 318 37 37 ±0
大阪府 438 34 35 ▲1
千葉県 257 32 31 +1
埼玉県 284 28 28 ±0
福岡県 254 25 32 ▲7

このように、最も「S」ランク店舗数が多かったのは前回同様「東京都」となった。ただし、2位の「愛知県」が前回集計時より5店舗増えたため、店舗数差は1店舗まで縮まっている。また、「福岡県」が前回集計時より▲7店舗と大幅に減少した。

「S」ランク店舗が10店舗以上ある都道府県を見ていくと、北海道・三重県(以上15店舗)、新潟県・静岡県・広島県(以上14店舗)、岡山県(13店舗)、茨城県・岐阜県(以上11店舗)、愛媛県(10店舗)となっており、前回10店舗以下だった都道府県の中では「愛媛県」が今回10店舗以上となり、逆に「京都府」は前回10店舗以上だったものの、今回は下回った。

なお、「S」ランク店舗が1店舗も該当しない県は1県のみ該当した。

次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていくが、比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。

Sランク店舗比率
都道府県 店舗数 S比率 前回比率
三重県 84 17.9% 19.0%
愛知県 358 14.2% 12.7%
岡山県 97 13.4% 13.3%
新潟県 108 13.0% 11.1%
千葉県 257 12.5% 12.0%
石川県 51 11.8% 11.8%
神奈川県 318 11.6% 11.6%
愛媛県 86 11.6% 10.5%
岐阜県 99 11.1% 11.0%
東京都 479 10.9% 11.3%
奈良県 48 10.4% 10.2%

今回も「S」ランク店舗比率が最も高かったのは「三重県」。これで5カ月連続トップとなる。パチンコでは首位を明け渡したものの、相変わらず新台導入が積極的な地域であるといえよう。

スロットでは、「三重県」「愛知県」といった東海地方が積極的に新台を導入している印象が強いが、今後もこの流れは続いていくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]


コメント:2件 コメントを書く

  1. 「S」ってなにがSなの?

    0
    0
    • (どれだけ負けても来る客をMと見立てた時の)店の運営能力じゃないですかね

      0
      0