前回、パチンコ新台導入評価(2023年12月~2024年5月の6カ月間の評価)を見ていったので、今回はスロットの新台導入評価について見ていく。
まず上位500店舗が該当する「S」評価の店舗数が20店舗以上の都道府県を見ていくと下表の通りとなる。
Sランク店舗数 | ||||
都道府県 | 店舗数 | S店舗 | S前月 | 差分 |
東京都 | 479 | 52 | 54 | ▲2 |
愛知県 | 358 | 51 | 46 | +5 |
神奈川県 | 318 | 37 | 37 | ±0 |
大阪府 | 438 | 34 | 35 | ▲1 |
千葉県 | 257 | 32 | 31 | +1 |
埼玉県 | 284 | 28 | 28 | ±0 |
福岡県 | 254 | 25 | 32 | ▲7 |
このように、最も「S」ランク店舗数が多かったのは前回同様「東京都」となった。ただし、2位の「愛知県」が前回集計時より5店舗増えたため、店舗数差は1店舗まで縮まっている。また、「福岡県」が前回集計時より▲7店舗と大幅に減少した。
「S」ランク店舗が10店舗以上ある都道府県を見ていくと、北海道・三重県(以上15店舗)、新潟県・静岡県・広島県(以上14店舗)、岡山県(13店舗)、茨城県・岐阜県(以上11店舗)、愛媛県(10店舗)となっており、前回10店舗以下だった都道府県の中では「愛媛県」が今回10店舗以上となり、逆に「京都府」は前回10店舗以上だったものの、今回は下回った。
なお、「S」ランク店舗が1店舗も該当しない県は1県のみ該当した。
次に、「S」ランク店舗の比率が高い都道府県について見ていくが、比率が10%を超えている都道府県は下表の通りとなる。
Sランク店舗比率 | |||
都道府県 | 店舗数 | S比率 | 前回比率 |
三重県 | 84 | 17.9% | 19.0% |
愛知県 | 358 | 14.2% | 12.7% |
岡山県 | 97 | 13.4% | 13.3% |
新潟県 | 108 | 13.0% | 11.1% |
千葉県 | 257 | 12.5% | 12.0% |
石川県 | 51 | 11.8% | 11.8% |
神奈川県 | 318 | 11.6% | 11.6% |
愛媛県 | 86 | 11.6% | 10.5% |
岐阜県 | 99 | 11.1% | 11.0% |
東京都 | 479 | 10.9% | 11.3% |
奈良県 | 48 | 10.4% | 10.2% |
今回も「S」ランク店舗比率が最も高かったのは「三重県」。これで5カ月連続トップとなる。パチンコでは首位を明け渡したものの、相変わらず新台導入が積極的な地域であるといえよう。
スロットでは、「三重県」「愛知県」といった東海地方が積極的に新台を導入している印象が強いが、今後もこの流れは続いていくのだろうか。
[文・構成/情報島編集部]
「S」ってなにがSなの?
(どれだけ負けても来る客をMと見立てた時の)店の運営能力じゃないですかね