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【パチンコ経営企業分析】中古価格高騰中の「P 魔法少女まどか☆マギカ3」の導入台数は9800台、2024年6月度の導入状況(パチンコ編)

5月の導入状況を振り返ってみると、最も導入された機種でも8千台程度であり、導入上位5機種の合計も2024年で2番目に少ない2.0万台であった。

それでは6月はどうだったのだろうか。まずは2024年の月間推移を見ていく。

導入上位5機種合計台数推移
1月 2月 3月 4月 5月 6月
合計台数 40,533 19,537 35,592 64,555 20,799 42,690

このように、6月は5月の倍以上で、2024年で2番目に多い4.2万台となった。

次に機種別に見ていく。

2024年6月度パチンコ導入上位5機種
機種名 メーカー 導入数 発売時期
P魔王学院の不適合者 藤商事 10,221 2024年6月
P 魔法少女まどか☆マギカ3 京楽産業. 9,802 2024年6月
P頭文字D 2nd サミー 8,792 2024年6月
PF三国戦騎7500 SANKYO 8,182 2024年6月
Pうる星やつら~Eternal Love Song~ ニューギン 5,693 2024年6月

このように、導入上位5機種を見ていくと1万台を超えたのは1機種のみ。5月は5千台以上導入された機種が1機種しかなかったことを踏まえると、導入は積極的に行われたといえよう。また、5機種中4機種がラッキートリガー搭載機となった。

一方で撤去機種は下表の通り

2024年6月度パチンコ撤去上位5機種
機種名 メーカー 台数
PF機動戦士ガンダムSEED SANKYO ▲3,222
PFマクロスフロンティア5 SANKYO ▲3,163
PF 機動戦士ガンダムユニコーン SANKYO ▲1,793
Pゴジラ対エヴァンゲリオン ~G細胞覚醒~ SANKYO ▲1,562
PFありふれた職業で世界最強 SANKYO ▲1,448

このように撤去上位5機種とも「SANKYO」の機種となっており、同メーカーの設置シェアは5月末時点と比較すると減少していた。

1万台以上導入された機種は1機種しかなかったものの、1万台に僅かに届かなかった「P 魔法少女まどか☆マギカ3」は、現在中古取引市場で200万円以上の高値となっており存在感は非常に大きい。

少しパチンコも流れが良くなってきたのだろうか、引き続き注目していきたい。

[文・構成/情報島編集部]


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