×

【パチンコ経営企業分析】ガイアグループの店舗数・台数推移、新台導入台数が減少しパチンコ・スロットともに低貸玉にシフトしている

2024年も半年が経過したので、今回は「ガイアグループ」の今年に入ってからの動きを見ていきたい。

昨年10月30日に民事再生法の適用を申請した「ガイアグループ」は現在78店舗運営しているが、2023年末と2024年6月末の半年間における店舗数・台数比較をすると4店舗減少している。

ガイアグループ店舗数推移(2023年12月~2024年6月)
24/6 23/12 差分 増加 減少
店舗数 78 82 ▲4 0 4

※増加は「新店」・「長期休業明けリニューアルオープン」・「事業継承による取得した店舗」を含む
※減少は「閉店」だけでなく、「休業中」・「改装中」に変更した店舗を含む

閉鎖店舗リスト
年月 店舗名 住所
2024年1月 ガイア麻溝台スロット館 神奈川県相模原市南区
2024年6月 メガガイア本城店 福岡県北九州市八幡西区
2024年6月 メガガイア上峰店 佐賀県三養基郡
2024年6月 メガガイア荒川沖店 茨城県土浦市
ガイアグループ台数推移(2023年12月~2024年6月)
24/6 23/12 差分 比率
P通常貸玉 14,891 16,929 ▲2,038 88.0%
P低貸玉 12,165 10,333 +1,832 117.7%
S通常貸玉 22,460 24,832 ▲2,372 90.4%
S低貸玉 5,772 3.892 +1,880 148.3%
全体 55,288 55,986 ▲698 98.8%

※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値

台数の推移を見ていくと、パチンコ・スロットともに低貸玉へシフトしている傾向がはっきりと見られた。

また、新台(※)の導入状況を見ていくとこのようになる。

ガイアグループ新台導入状況
期間 全体 パチンコ スロット
台数 差分 台数 差分 台数 差分
24年1月~24年6月 6,372 ▲1,634 3,343 ▲700 3,029 ▲934
23年7月~23年12月 8,006 ▲5,084 4,043 ▲4,186 3,693 ▲898
23年1月~23年6月 13,090 ▲10,854 8,229 ▲5,317 4,861 ▲5,426
22年7月~22年12月 23,994 +10,834 13,546 +5,042 10,287 +5,678
22年1月~22年6月 13,110 8,504 4,609

このようにわかりやすく新台導入台数が減少している。低貸玉の設置比率の増加も加味すると「ガイアグループ」の動きが見えてくる。

再生計画がまだ提出されていないので今後の動きは不明だが、さてどうなっていくのだろうか。

[文・構成/情報島編集部]

※:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする


コメント:4件 コメントを書く

  1. 麻溝台店に勤めてましたが本当にお客さん来なかったです。毎日抽選ゼロとか普通でした。

    29
    5
  2. 近くのガイアも低貸し台数増えてたわ
    そのうち低貸し専門店になりそうなくらい4円に客はいない

    16
    0