今回は「ダイナムグループ」の各店舗における新台導入状況を見ていく。
2024年の1月から8月までの各月におけるグループ全体の新台導入台数は下表の通り。
2024月年 ダイナムグループ月間新台導入台数 | |||
月 | 全体 | パチンコ | スロット |
1月 | 3,138 | 1,614 | 1,524 |
2月 | 2,686 | 1,605 | 1,081 |
3月 | 3,206 | 2,243 | 963 |
4月 | 3,552 | 1,299 | 2,253 |
5月 | 2,110 | 775 | 1,335 |
6月 | 2,041 | 1,225 | 816 |
7月 | 4,380 | 1,023 | 3,357 |
8月 | 4,241 | 3,511 | 730 |
8か月計 | 25,354 | 13,295 | 12,059 |
このように8カ月間で約2.5万台新台を導入している。ダイナムグループではスロットの増台を積極的に行ってきたが、内訳をみるとパチンコのほうが1千台導入台数が多かった。
店舗数は全経営グループの中で最も多く、設置台数も「マルハングループ」とそれほど変わらないなかで、「マルハングループ」の約6.5万台と比較すると大きく離れているが、これは「ダイナムグループ」が低貸玉中心の営業スタイルを行っているためである。
低貸玉専門店は新台を全く導入しないということではないが、グループ総店舗数の半数以上の222店舗が低貸玉専門店でその総台数が10万台以上であったら、新台導入台数はそれほど伸びないだろう。
それではこのような中で店舗別に見たらどうだろう。
「ダイナムグループ」における8カ月の新台導入台数上位店舗は下表の通りとなる。
2024年における「ダイナムグループ」新台導入台数上位店舗 | |||||
店舗名 | 住所 | 総台数 | 導入数 | P導入数 | S導入数 |
ダイナム大村店 | 長崎県大村市 | 607 | 311 | 156 | 155 |
ダイナム北斗七重浜店 | 北海道北斗市 | 1,030 | 290 | 144 | 146 |
ダイナム岐阜高山店 | 岐阜県高山市 | 710 | 261 | 112 | 149 |
ダイナム岐阜関緑町店 | 岐阜県関市 | 824 | 251 | 127 | 124 |
ダイナム佐賀唐津店 | 佐賀県唐津市 | 542 | 237 | 89 | 148 |
ダイナム松任店 | 石川県白山市 | 731 | 235 | 111 | 124 |
夢屋加古川店 | 兵庫県加古川市 | 1,080 | 225 | 118 | 107 |
ダイナム相模原店 | 神奈川県相模原市中央区 | 801 | 224 | 110 | 114 |
ダイナム丸岡店 | 大阪府大阪市北区 | 563 | 224 | 113 | 111 |
ダイナム下妻店 | 茨城県下妻市 | 561 | 218 | 114 | 104 |
ここに挙がった店舗が「ダイナムグループ」の中で旗艦店舗なのだろう。また、これらの店舗の内訳を見ていくと、パチンコとスロットの導入台数に差がほとんどなかったことから、有力店舗はスロットを積極的に導入しているものと思われる。
[文・構成/情報島編集部]
※1:新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする