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【パチンコ経営企業分析】減少が続くパチンコ通常貸玉の設置台数、遂に100万台割れ

今回は直近の集計結果をもとに、パチンコ・スロット別の設置台数推移を記載していく。

早速、パチンコ・スロット・貸玉別の設置台数を見ると下表の通りとなる。

2024年台数推移
パチンコ スロット
通常貸玉 低貸玉 通常貸玉 低貸玉
台数 前月差 台数 前月差 台数 前月差 台数 前月差
1月 1,054,129 ▲4,312 908,112 ▲2,493 1,054,171 +686 246,060 ▲477
2月 1,047,559 ▲6,570 905,820 ▲2,292 1,053,466 ▲705 245,752 ▲308
3月 1,042,395 ▲5,164 902,625 ▲3,195 1,051,635 ▲1,831 245,279 ▲473
4月 1,033,099 ▲9,296 901,683 ▲942 1,061,961 +10,126 248,376 +3,097
5月 1,028,173 ▲4,926 899,620 ▲2,063 1,059,433 ▲2,328 248,555 +179
6月 1,020,739 ▲7,434 895,637 ▲3,983 1,057,125 ▲2,308 248,560 +5
7月 1,009,026 ▲11,713 889,566 ▲6,071 1,058,733 +1,608 250,343 +1,783
8月 1,007,381 ▲1,645 890,478 +912 1,060,034 +1,301 252,106 +1,763
9月 1,003,365 ▲4,016 886,472 ▲4,006 1,057,731 ▲2,303 251,929 ▲177
10月 998,754 ▲4,611 882,211 ▲4,261 1,057,661 ▲70 252,230 +301

このように、とうとうパチンコ通常貸玉の設置台数が100万台を下回ってしまった。

2024年1月時点の通常貸玉におけるパチンコ・スロットの設置台数にほとんど差はなかったのだが、そこからパチンコの減少が止まらず、このような集計結果となった。

12月には新店やリニューアルオープンする店舗があるため、多少の増加が見込まれるものの再び100万台を超えるだろうか。

また、パチンコにおける通常貸玉と低貸玉の台数差も徐々に縮まっている点も気になるところである。

[文・構成/情報島編集部]


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