先日、10月末時点のパチンコにおける店舗別の資産価値額を見ていったので、今回は10月末時点のパチンコにおける経営グループ別の資産価値額を見ていく。
まず、改めてパチンコ全体における直近半年間の資産価値額推移を見ていくとこの通り。
パチンコ資産価値額 | ||||||
2024/5 | 2024/6 | 2024/7 | 2024/8 | 2024/9 | 2024/10 | |
資産価値額 | 144,187 | 163,602 | 146,280 | 137,211 | 115,726 | 124,619 |
前月差 | ▲15,995 | +19,415 | ▲17,322 | ▲9,069 | ▲21,485 | +8,893 |
これを踏まえて、10月末時点でパチンコにおける経営グループ別の資産価値額はこの通り。
10月末時点におけるグループ別パチンコ資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | 前月 | 前月順位 |
喜久家グループ | 290,666 | 263,664 | 1 |
細山田商事グループ | 250,222 | 232,713 | 3 |
安田屋グループ | 249,904 | 237,936 | 2 |
カクタグループ | 247,868 | 214,640 | 7 |
三慶物産グループ | 234,110 | 214,544 | 8 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
※グループ資産価値額上位20位までのグループはこちらに掲載中
※またそれ以外全店のデータの閲覧を希望される場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください
このように、9月末時点と比較すると上位3経営グループは同一であるように、これらの経営グループは機種構成に対する高い意識が感じられる。
ちなみに貸玉別に見ていくとこのようになる。
①通常貸玉
10月末時点におけるグループ別パチンコ通常貸玉資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | 全体額 | 全体順位 |
喜久家グループ | 325,890 | 309,091 | 1 |
安田屋グループ | 288,567 | 286,222 | 2 |
西原物産グループ | 279,634 | 276,091 | 3 |
カクタグループ | 276,374 | 246,771 | 14 |
三慶物産グループ | 267,678 | 254,587 | 7 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
②低貸玉
10月末時点におけるグループ別パチンコ低貸玉資産価値 | |||
グループ名 | 資産価値額 | 全体額 | 全体順位 |
喜久家グループ | 245,166 | 205,006 | 2 |
細山田商事グループ | 248,014 | 205,921 | 1 |
シルバーバックグループ | 225,472 | 198,483 | 3 |
カクタグループ | 211,264 | 173,016 | 6 |
三慶物産グループ | 201,176 | 175,260 | 5 |
※対象は5店舗以上運営している経営グループ
このように、10月末時点における経営グループの資産価値額は、貸玉問わず『喜久家グループ』の資産価値額が最も高かった。
また、経営グループによって、通常貸玉もしくは低貸玉のみランクインしている経営グループがあり、経営グループごとに注力している貸玉が見受けられた。
さて12月末にはどのようになっているのだろうか。
[文・構成/情報島編集部]