【パチンコ経営企業分析】直近2年間でスロット設置台数は約1万台増加、マルハングループにおける遊技機設置台数推移

前回、「ダイナムグループ」の台数推移を見ていったので、今回は「マルハングループ」の台数推移を見ていきたい。

まず「マルハングループ」の出店状況を見ていくと、8月に『マルハン南宮崎店』（宮崎県宮崎市）、11月に『マルハンＳＬＯＴ仙台一番町店』（宮城県仙台市青葉区）がグランドオープンし、グループ全体の営業店舗数は12月25日現在で312店舗であるが、明日26日に『マルハン仙台苦竹店』が宮城県仙台市宮城野区に、明後日27日に『マルハン敦賀店』が福井県敦賀市にグランドオープンを控えており期待が高まる。

そんな「マルハングループ」の台数推移を半年単位で見ていくと、

※2024年12月の設置台数には、『マルハン仙台苦竹店』『マルハン敦賀店』の2店舗は含まれていない。

このように、2022年12月以降減少傾向が続いていたもののスロットは増加傾向が続いており、2年前と比較すると約1万台設置台数が増加していた。

これは既存店のスロットを増台したことがこのような結果になっているので、パチンコ・スロット別に2024年において10台以上増減台した店舗数を見ていきたい。

※12月は12/16週現在

このように、前回見た「ダイナムグループ」同様に「マルハングループ」もスロットを10台以上増台した店舗が多かった。

11月もスロット専門店の『マルハンＳＬＯＴ仙台一番町店』をグランドオープンしており、今後もスロットに注力していくのだろうか。

[文・構成／情報島編集部]