今回は12月におけるスロットの導入状況について見ていく。
まずは2024年における月間導入台数上位5機種の合計導入台数だが、
2024年スロット導入上位5機種合計台数推移 | |||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 半年計 | |
合計台数 | 49,780 | 43,298 | 31,999 | 56,561 | 38,491 | 46,514 | 266,643 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 半年計 | |
合計台数 | 73,313 | 28,431 | 33,177 | 53,602 | 39,131 | 56,134 | 283,788 |
このように、12月の導入上位5機種の合計は11月よりも多い5.6万台であり、半年間の合計値を見ていくと上半期と下半期の台数差はそれほどなく、年間通して安定して導入していた印象を受けた。
ちなみに、2023年を見ていくとこのようになっている。
2023年スロット導入上位5機種合計台数推移 | |||||||
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 半年計 | |
合計台数 | 39,225 | 27,760 | 31,666 | 88,946 | 59,805 | 35,277 | 282,679 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 半年計 | |
合計台数 | 31,999 | 66,270 | 46,310 | 46,406 | 56,187 | 66,390 | 313,562 |
このように、2023年と比較すると上半期・下半期ともに2024年は導入上位5機種の合計台数は減少していた。
スロットの設置台数は増加傾向にあることを考慮すると、少々意外な結果であった。
続いて、機種別に見ていきたい。
2024年12月度スロット導入上位5機種 | |||
機種名 | メーカー | 導入数 | 発売時期 |
Lパチスロ ダンベル何キロ持てる? | SANKYO | 19,358 | 2024年12月 |
Lルパン三世 大航海者の秘宝 | 平和 | 10,419 | 2024年12月 |
L 犬夜叉2 | エフ | 9,851 | 2024年12月 |
ウルトラミラクルジャグラー | 北電子 | 9,108 | 2024年12月 |
スマスロ 一方通行 とある魔術の禁書目録 | オレンジ | 7,398 | 2024年12月 |
このように1万台以上導入された機種は、パチンコ同様2機種であり、最も導入された機種は「Lパチスロ ダンベル何キロ持てる?」の1.9万台と、こちらもパチンコとほぼ同様の台数であった。
また、スマスロの導入台数は毎月順調に伸び、現在は70万台と突破していることもあり、導入上位5機種の中に4機種が該当していた。
ちなみに撤去機種は下表の通り
2024年12月度スロット撤去上位5機種 | |||
機種名 | メーカー | 撤去数 | |
沖ドキ!GOLD‐30 | ミズホ | ▲4,578 | |
L聖闘士星矢 海皇覚醒 CUSTOM EDITION | 三洋 | ▲3,268 | |
アイムジャグラーEX | 北電子 | ▲3,051 | |
沖ドキ!GOLD | ユニバーサルブロス | ▲2,881 | |
スマスロ真・北斗無双 | サミー | ▲2,757 |
スロットにおける導入上位5機種の合計台数は、2023年と比較すると2024年は4.6万台減少していた。
設置台数は増加傾向にあるにも関わらず、導入上位5機種の合計台数は減少する結果となったが、2025年はどのように推移していくのだろうか。
[文・構成/情報島編集部]
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