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【寄稿】パチンコホールが遊技機で利益を上げるビジネスモデルは限界点にきている

遊技機1台あたりのコストは10年前の約2倍

遊技機の値段上昇が顕著であり、税込60万円になるものまで出てきた。それだけでなくむろん運送コストもかかる。重量化により梱包が2つになって、その分が増えた。箱を潰さずそのまま保持することにより倉庫代もかかるように。島設備の補強なども含めると、台当りのコストは10年前に比べ約2倍とも言われる。

その分ファンが増えれば良いのだが、残念ながらファンの数は半分。10年前と比較すると、実質的にファン1人が4倍もの負担をしている計算になる。

既に多くのホールが新台導入による利益捻出に限界を感じていることだろう。中古導入や撤去機の売買等で利益を確保している状態だ。この状況は、遊技機で利益を上げるというビジネスモデルの限界点に来ていることを示している。今後は遊技機以外でも利益を上げ、ファンを増やす機会を考えないといけない。

あるホールでは屋台を店の前に複数出店させ、賑やかしをしている。多くは近隣の飲食店。自店での売上減をパチンコ店での屋台出店により補填できていると喜ぶ。ファンも帰りに複数の店から選びテイクアウトすることができる。パチンコ店側も遊技機以外の魅力でファンを呼ぶことが出来るかも。正に三方良しの好例といえよう。

業界通Pの「聞一以知十」(日刊遊技情報2021年9月30日掲載)


コメント:12件 コメントを書く

  1. ホールは玉を出せないのは機械代が高いからだといい、メーカーは機械が面白くないのはホールの使い方が悪いからだという無限ループ

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  2. 出玉以外に集客する要素などない。屋台目当てに打ちに行く客などいない。ちなみにライターの来店も、ライター自体に興味があるのではなく「ライター来店=高設定が入る」という構図を期待するからである。全ては出玉。

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