店舗視察後に時間があったため6.5号機でも打ってみようかと財布を確認すると、わずか2万円しか入っていない。パチスロはおろかパチンコでも時間をつぶすのは難しそうだ。ちなみに私は、普段通常貸し(4円パチンコ・20円パチスロ)でしか遊技しないが、やむを得ず初めて1円パチンコを打ってみることにしたのだった。
楽しめるとは正直思えないが、(今は低貸も主流となっていることから)特に地域1番店では露骨な抜き営業もしていないことだろう。時間潰しくらいにはなるはず。そんな風に思いながら台を探してみる。けれど、4円パチンコなんかと違ってお客様で溢れていて、且つスペックタイプもばらばらに設置されているので遊技台を探すのにも一苦労だ。
空き台の中からようやく見つけた機種は、半年ほど前に導入されたもの。未だ大当りを経験していない某機で遊技を始めた。200円で200玉を貸りる。すると下皿まで玉が溢れて、この時点で通常貸しとはまるで違う感覚に。セブン機が昔のチューリップ機やハネモノ感覚で遊べてしまう。
大きな違和感を覚えつつも、通常貸しではあれだけ辛辣だった機種評価も低貸であれば全く気にならない。スーパーリーチが外れても低貸だからと笑って許せる。結局その日は8千円ほど使い、大当りは単発1回だけだったが「今日は運がないな」と感じるに充分な稼働ができて、本当に大満足だった。
なるほど。こうして1円パチンコや5円パチスロに移行していくユーザーが多いのだなと実感させられる。
一方で、客側のこの感覚はホールにとっては非常に危険だと思う。コロナ端境期でのGOTOトラベルやイート割で、旅行や飲食に行った時に感じた割安感。もう定価で同じレベルの宿泊や飲食はしにくく感じてしまう。それと同じ感覚を低貸パチンコで味わってしまった。私自身、長年の習慣が変わるかもしれない。
1パチに8千円使って大当たり1回のみ、こんな酷い目にあってるのに満足するなんて人は異常だと思う。
あんた感覚ズレてるよ
1パチ、5スロでぶっこ抜いてるよ
200円10回転以下とか当たり前の店は多いよ
ホントにコラム書く位の業界の人なん?