10月3日より全国で稼働開始となったサンセイR&Dのパチンコ新機種「P真・牙狼2」。その同機で強制的に「魔戒CHANCE」へ突入する打法が話題となっている。
同機は大当り確率1/319.7の2種タイプで右打ち中に2段階の状態が存在。初当り後はST仕様のRUSHへ突入し、そのRUSH最終回転及び残保留(マカパト)で大当りすればループ仕様の「魔戒CHANCE」へ突入する。今回発見された打法はマカパトを経由しなくても「魔戒CHANCE」に突入するというものだ。
ではまず、「通常のRUSH」と「魔戒CHANCE」の関係性について考えてみよう。
一見、ST仕様とループ仕様を兼ね備えた革新的なスペックとも捉えられるが、電サポの状態の使い方として近しい機種は過去に登場している。具体的には「Pからくりサーカス」や「P天才バカボン6」が挙げられる。
双方ともに初当り後は下位RUSHへ突入し、同状態での一部で上位RUSHへ突入させるフローが採用されている。この2機種で特に今回注目したい点は、上位RUSH最終変動+残保留で引き戻した場合に下位RUSHへの復帰となっている部分だ。
「P真・牙狼2」をこの上記2機種に当てはめると、「通常のRUSH」が“上位RUSH”、「魔戒CHANCE」が上記2機種でいう“下位RUSH”と同様の状態と考えられる。
さて、では冒頭の「魔戒CHANCE」へ強制突入させる方法について。条件としては初回3000発大当り時に「1500発の獲得を終えた後、2回目の大当りのV入賞をパンクさせ、次のV入賞で大当りさせる」ことで発生する。
これは推測になる部分ではあるが、1500発獲得後は「上位RUSH且つ時短1214回」の状態と考えられ、この状態を一度パンクさせることで「下位RUSH且つ時短1214回」の状態に移行していると考えられる。
電サポの状態は小当りを契機に移行しているため、理論上は「RUSH中の3000発大当り時」にも同様のことを行えると推測される。しかし、見た目上では判別がつかないものの「上位RUSH且つ時短1214回」の状態が”初当り後”と”RUSH中の3000発大当り”で異なっていた場合、パンクまでの小当りリミット回数が変化している可能性があるため、ホール関係者や実機所有者が試すまでは行わない方が無難だろう。
最後に、一番気になる出玉面について。
計算上では初回3000大当り時に「通常のRUSH」を選択した場合と「魔戒CHANCE」を選択した場合で最終的な出玉の変化は殆ど生まれていない。
なお、当然ではあるが、STを選択した場合はラストの5回転で「魔戒CHANCE」に突入した場合の出玉も含まれている。そのため、通常RUSHはラスト5回転で引き戻した場合に大量出玉、引き戻せなかった場合は初回「魔戒CHANCE」選択時の方が若干の“お得”になる。
好みではあるが、メリハリのついた高い射幸性を求めるのであれば“従来通りの遊び方”、ある程度の安定を好む場合は初回「魔戒CHANCE」といった形での選択がベストと言えるだろう。
Re:search株式会社 加藤
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早速試したが…
魔戒チャン即落ちくらったぁ〜
昔からよくある『かな?攻略情報』