今回は千葉県富里市を視察してきました。その理由の一つとして「パールショップともえ」の出店予定が挙げられます。本年1月で営業を終了したパチンコホール『イーグルアール富里』(正栄プロジェクト)を、地元のカクタグループが事業承継したことは周知の通りですね。
しばらくは外壁にイーグルの文字が残っていましたが、それが全て撤去されたので、もしかしたら直近で「ともえ」による再始動があるかもしれないと予想していました。しかし2022年10月25日現在では、まだその動きはありません。
そこでまずは「富里」とはどんな街なのか、知っておきたいと思います。
富里は、馬の放牧と開拓の街としてスタート。土地的にはほぼ下総台地上にあります。その後は新東京国際空港の建設候補地として、富里と隣接する八街にあった旧陸軍飛行場跡地が選ばれましたが、地元の大反対で現在の成田市三里塚方面に移ったという歴史もあるようですね。
そして現在の富里市は「スイカ」の街として有名です。毎年6月ごろ開催の「スイカロードレース」では給水所にスイカが置かれることでも知られていて、街の至るところがスイカだらけです。
近年では隣接する成田市の恩恵もあり、工業団地など物流の拠点も増えました。その中でも有名スポーツメーカー「NIKE」における国内唯一の物流センターもあります。
一方富里市には鉄道は走っていません。昭和初期までは成田駅から県内の八街や八日市場辺りまで軽便鉄道がありました。北部ではJRや京成線の成田駅と隣接する感じです。そこから路線バスが往来していますが、同市ではやはり自家用車の比率が高くなっています。
市内中心部を貫くように高速道路「東関東自動車道(東関道)」も。成田空港への利用目的もあり、1971年に先行して千葉市から富里まで開通、翌年に富里から成田空港まで開通しました。よって富里では車の往来がその当時から激しく、パチンコ店を含めた商業の発展も早かったと思われます。
富里市内には最盛期にパチンコ店が11店舗ありました。個人的には、その全てのパチンコ店を観て廻ったこともあります。特に富里インター周辺に集中していたのですが、現在その周辺で営業しているパチンコ店は3店舗のみとなっています。
その名残としては、富里インターを下りてから交差点の目の前に「ともえ」のシンボルマークが置かれています。その後ろの土地は雑草地となっていますが、現在でも同地はおそらく「ともえグループ」の所有だと思われます。そこにウイットに富んだ看板が立てられているのが印象的ですね。
ちなみに802メートルとは『パールショップともえ富里802』の案内ですが、今後はイーグル跡地への出店案件も加えられることになるのかもしれませんね。
なお、周辺パチンコホールの視察も合わせて行ってきたので、その辺りは改めてレポートさせていただきます。
■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。
イーグルは築27,8年位で中は結構ボロかったから、ともえがそのまま使うことは無いと思う
近くの2店舗はどっちも低貸しメインだからともえと客層が違う
ライバルは成田市役所前の成田ともえ(同じグループの別会社の運営)だと思うな
あの地域の低貸の盛況ぶりをみると、低貸専門店かなと予想してる。
近隣のともえ富里802も長年低貸していなかったが、ここ1.2年でついに始めたこともある。
802のような1部低貸の店舗を作っても同じグループ内で食い合うだけになる。
富里IC出口正面は旧富里ともえ跡地。
看板などは当時の名残。
IC出口交差点を直進すると未だに当時の駐車場があり、駐車場の案内の看板にはともえの文字も確認できる。
正面は、火災で消失したステーキ屋のバッファロー。
隣はサイゼだった。
ともえの跡地はその裏だったはず。
イーグルRは2005年ぐらいじゃね
グランドオープンで南国育ち打ちました。
当時あの近郊にあったのは、
ともえ802
イーグルR
夢屋
サイバー(ガイア)
ジュピター
ジャックアンドベティ