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【寄稿コラム】12月導入のパチンコ新機種「Pゴジラ対エヴァンゲリオン」に対する考察

Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~」(ビスティ)

年末の大型タイトルであるパチンコ新機種「Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~」(ビスティ製)のスペックが一部公開となった。ただし、公式発表ではない部分もあるため、今回は解説ではなく考察といった形を取らせて頂く。

まず、基本的なゲームフローについて。

特図1(ヘソ)大当りは約50.5%が3000発+RUSH、約49.5%が7R1050発時短無しとなっている。この点についてはRUSH非突入であっても約1000発の出玉が得られることから最低限のケアは出来ていると言えるだろう。RUSH突入時の3000発の大当りについては、初当りの1500発を取った後に電サポ255回+残保留4個へ突入し、実質次回濃厚といった形で行っている。

次にRUSH「超G覚醒バトル」中について。

RUSHは大当り確率1/4.97で電サポ1回+残保留4個が基本となっている。一部の大当りは電サポ255回+残保留4個(実質次回濃厚)の状態へと移行する仕様だ。

営業資料の文言から大当り消化中に残保留4個で大当りをしていれば継続告知が行われる魅せ方を行っている可能性が高い。残保留4個で大当りに当選していなかった場合は「ファイナルチャレンジ」へ突入する流れと考えられる。

また一つの“ウリ”である最大9000発の大当りについては、保留連の魅せ方で行っている可能性が高い。

1回目の大当りで1500発、残り保留4個が全て当たっていた場合6000発の獲得。そして、最後の残保留での大当りが時短255回だった場合、+1回の大当りが保証されるため、9000発の獲得が確定する。

なお、プレミアム演出である「君だけに9000」については、初当りの3000発大当り時に発生すると推測される。初当りで1500発獲得した後は次回確定状態となっているため、2回目の大当りの際に「残保留が全て大当り」且つ「最後の残保留が時短255回」だった場合に発生がすると考えられる。

また同機はc時短を搭載している。詳細は発表されていないものの、公表されている継続率をベースに逆算すると、残保留中(非電サポ状態)に約1/16.4で抽選されている可能性が高い。

ただし、内部的な仕様次第では「ファイナルチャレンジ」中のみ、約1/4.62でc時短の抽選を行っている可能性もないとは言い切れない。その場合は、最後の1回転にアツくなれる仕様と言え、「ファイナルチャレンジ」に対する期待感が高まる巧い仕様と言えるだろう。

その他、懸念すべき要素として継続率の表記が全てを合算した数値である点が挙げられる。

数値上で見ると、5回転で1/4.97を引く確率は約67%となっており、これにc時短当選を加えた数値でも約76.3%。実質次回濃厚の振り分けである約19.5%を加算してようやく継続率約81%となる。

“嘘”はついていないものの、次回確定状態を含めた数値となっているため、ユーザーが認識・体感する継続率とは乖離が生まれる可能性が高い。

余談だが、スペックだけで考えると大一商会社製の「P真・一騎当千」に近しい仕様と言える。しかし、大当り中に継続可否を行うことで“出玉を取って終わるループ機に近い感覚”を表現できている可能性が高いことから遊技感は「Pゴジラ対エヴァンゲリオン」に軍配が上がるだろう。

今後、実戦動画や詳細スペックが公表されることで、ベールに包まれている部分も解明されて行くと考えられる。スペック及び演出で市場に“刺さる”面白い要素が搭載されていることに期待したい。

回答結果 (回答数9,424件)

ビスティのパチンコ新機種「Pゴジラ対エヴァンゲリオン~G細胞覚醒~」につきまして、あなたが注目しているのはどの部分ですか?

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演出(オリジナルストーリー、新キャラ「G覚醒初号機」など)(6.4%)
筐体(ゴジラ役物、スマートハンドルなど)(3.6%)
その他(0.6%)
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