21日からスマスロが解禁となる。大量導入をアピールするグループ、ホールも多数出ており期待はしたいところ。またどの店舗が全国最多になるのか、12月導入の「鏡」を含めれば100台超になると予想されるホールも既にある。
肝心の機械だがまずは「パチスロ 革命機ヴァルヴレイヴ」「Lバキ 強くなりたくば喰らえ!!!」「スマスロリノヘブン」の3機種が最速で21日から稼働開始となり、「HEY!エリートサラリーマン鏡」は12月5日からの予定となっている。なお21日の新規導入は基本的にスマスロのみだが「ターミネーター2」など一部地域では遅れて導入スタートとなるパチンコもある。
導入数の見込みでは「ヴァルヴレイヴ」がやはり頭一つ抜けており、これまでの6号機にない出玉感への期待がある。ゲーム性は規定ゲーム数でCZ抽選があり、初当りの「革命BONUS」or「決戦BONUS」からメインATを目指す流れとお馴染みのもの。
ATは純増7.2枚/Gで上位ATなら自力継続最大90%と確かに爆発力はありそう。代わりに初当りは重く、CZ確率すら重たいし、ベースも低め。ぶっちゃけ盛大に流行るか盛大にコケるかどっちに転がるかわからない店側にしてもリスキーな機械だ。個人的な意見としてはせっかく純増7.2枚なのにメダル出て来ないんだよな、と寂しい。計数表示がカウントアップされるだけで今までと同じ気持ちで打てるのかが最大の関心事。
「バキ」も決して少なくない台数が予定されており、「ヴァルヴレイヴ」よりも「バキ」が多い店もそこそこ出ている。飛び抜けた部分はあまりなさそうだが無難な初当り確率に純増2.3枚/GのメインAT、上位モードなら高継続で出玉速度も上昇とメリハリが効いている。パチンコ版も長くヒットしているのでコンテンツ的にも万人受けしやすく、とりあえず最速でスマスロを打ってみたいというユーザーはこちらを選ぶのでは。今までの機械、6.5号機がスマスロに変わったら何が違うのかを体感できることに期待したい。個人的には救済システムの「エンドルフィンポイント」(CZ失敗やハマりで増える穢れ的なヤツ)関連がどこまで引っ張れるのか気になっている。穢れ追いかけて大負けするタイプなので……
「リノヘブン」はボーナス後32G間がドキドキするアレだ。導入数は最も少なく、ホールとしてもアレじゃん、とかトマト関係ないじゃん、みたいな。しかし公表されているシステムを見るに「リノヘブン」こそ有利区間無制限の最大の恩恵を受けている機械だ。天国に移行するまでモードダウンは起こらない仕様ということで往年のアレやコレのような機械が戻ってくるのかもしれない。とはいえ3機種の中では最も新鮮味のない機械でスマスロっぽさをアピールしづらいものがある。しかしスマスロ大量導入店舗の中には他2機種よりも「リノ」が多いホールもある。東海や沖縄ならさもありなんとなるのだが埼玉・所沢駅前でその選択は勝負師気質だなと。
「鏡」も控えてはいるが先行の3機種だけでも相当な台数が導入される。盛り上がるかどうかはさておき、スマスロなら面白いパチスロが作れるのだと示してほしいものだ。
個人的に打ちに行くかどうかの話だが、有言実行でスマスロ用の予算を貯めるために上旬からそこそこホールに通っていた。無事今月のおこづかい限度をぶっちぎって負けた。そして今からスマスロ導入直前の全国ファン感が好機か罠か見に行くわけで。
出玉演出が作れない時点で廃れていくのが目に見えてわかる。
パチは出玉感があってなんぼ。
だからドル箱が無くならない。
来月中旬には、
スマスロの真価はこれから問われるだろう。
長い目で見ていきたい。
なんて文言の記事が出てくるだろう。
設定付きパチンコのように、いつの間にか廃れてく予感
ドル箱にメダル詰め込むときの至福感、上の棚見上げて5000枚持ってるときの安心感、周りより断然勝ってるときの優越感
スマスロにはそれがないように見えるのだが?