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【拝二刀の訪遊記㉕】相模原のパチンコ店を路線バスで巡ると新たな発見も/『グランキコーナ相模原店』視察レポート後編

前回に続き2022年11月11日にグランドオープンした『グランキコーナ相模原店』(アンダーツリー)のに伴うリポートをお送りします。今回は周辺動向に焦点を当ててみました。

いつもならば自家用車での視察でしたが、同店以外の競合店舗となりうる箇所を色々と巡るため、同店周辺を走っている「神奈川中央交通」の路線バス(神奈中バス)を使ってみました。

①神奈川中央交通の路線バス内にてサイネージ広告が流れる
『グランキコーナ相模原店』は国道16号線沿いに位置しています。その16号線を経由して相模大野駅から相模原駅まで路線バスの神奈中バスが走っていました。平日ならば1時間あたり3本、土日休日ならば2本です。

ただでさえ各所で渋滞している16号線ですので、時刻表通りに中々到着しないことが多かったですね。ちなみに同店最寄りのバス停は「老人ホーム入口」であり、歩いて数分程度のところでした。ちなみに最大の競合店ともいえる『ピーアーク ピーくんステージ』でも、最寄りのバス停からは少々離れていました。

その神奈中バスに乗った際、運転席真後ろに車内広告用の「無音サイネージ」があった、『グランキコーナ相模原店』と『ピーアーク相模大野』の広告宣伝が流れていました。前者はグランドオープンを、そして後者は対抗姿勢を打ち出す宣伝内容と映ったものです。(そのサイネージにおける広告掲載費用は1カ月間で約5~7万円だそうです。)

②グランキコーナ相模原の最寄り駅はJR横浜線「古淵駅」
同店の最寄り駅はJR横浜線「古淵駅」です。無料送迎バスが同駅も経由していました。グランドオープン当日に同店から駅まで歩いてみると徒歩10から15分ほどでした。その際には、同店に向かう業界関係者らしき方々とすれ違ったり、タクシーで向かう人も見かけました。駅の改札近くではグランドオープンを知らせるフライヤーを配っていましたね。

立体駐車場と国道16号線を結ぶ細い道路と並行して駐輪場がありましたが、ほぼ満杯の状況でした。自転車での来店客は想像以上に多かったものです。周辺地域へのポスティング活動などが功を奏したのかもしれません。

③グランキコーナ無料送迎バスについて
郊外型のキコーナでは無料送迎バスが運行されています。そのほとんどが1つの最寄り駅とのピストン輸送となっていますね。しかし同店の場合はスケールが違います。複数の駅を経由しての運行でした。ルートは、町田駅⇒境川団地⇒古淵駅⇒キコーナ⇒相模原駅⇒橋本駅⇒相模原駅⇒キコーナ⇒古淵駅⇒境川団地⇒町田駅…という順です。

送迎バスは1台のみの様子で、平日と土日休日で分かれていますが、それほど変わりないダイヤ運行のようです。オープン当日は臨時増便用にもう1台バスが待機していました。当日に私もこのバスを利用したかったのですが、上手く間に合わなければ2時間近く待たないといけませんので断念した次第です。

このように今回は、路線バスで巡って正解だったかもしれません。自家用車での視察では分からなかった新たな発見もありました。皆様もたまには異なる来店手法でホールを巡ってみてはいかがでしょうか。

そして最後に、今後は北部の橋本駅周辺にて出店準備中である『楽園相模原店(仮称)』(浜友観光)のオープンに目が向けられますね。集客競争は更に過熱することでしょう。また改めて同地域の状況を注視していこうと思います。

■プロフィール
拝 二刀(おがみ にとう)
パチンコ歴20年以上のホール従業員。最近は財布事情も厳しく、公休日のパチンコは低貸パチンコのみ。条件が良ければ高速道路を使って片道1時間のホールまで打ちに行くマスクを被った変わり者。さらに、最近オープンした「ゲームセンタータンポポ」に足繁く通っている。


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