ネットでモノを買うと、しばらくは似た商品の広告表示が続く。ただし既に購入した後なので(長く使う耐久消費財では)広告はむしろ邪魔になることも少なくない。
街の雑踏の中で、化粧品のチラシを通行人に配っていた。配る相手はもちろん女性だけだ。その一方、別のところではコンタクトレンズのチラシを配っていたが、こちらは見た目で判断できないので前を通る全員が対象だった。
資本主義経済においては、ほぼ全ての人が潜在顧客になりうる。「お客になることはあり得ない人」と「すでにお客になっている人」、そしてその中間の大多数に分類されるもの。
そして中間にいる大多数の潜在顧客をターゲットとして無差別に広告をバラまくより、少しでも興味を持ってくれそうな人に対して広告を打つ方が効果は高くコストも安い。つまり生産性の高い販売促進となるのは当然の話だ。
つまり一番効率的な販促は、既存の顧客に購入頻度を増やしてもらうこと。無差別の販促よりも圧倒的に効果は高く、且つ即効性がある。短期的な利益を求めるとどうしてもリピーターからの売上に頼ることに。
最大の問題は常連のリピート客に依存する売上の将来性だ。競合店とのパイの奪い合いもある。店の前を通る一般の人々。リピート率が減り始めてようやく新規開拓の必要性に気付くのは世の常。パチンコホールにおける最大の課題でもある。
20年前から分かりきっている事を
今さら抜かすな能無し
パチンコ、パチスロの出玉だけで生計する者の育成が業界の成長と社会貢献。それを実行したら新規客は獲得可能