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【パチンコ経営企業分析】熊本の有力ホールチェーン「シルバーバックグループ」、パチスロ資産価値額は10店舗以上のチェーン店の中で最高値

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は熊本県を中心に店舗展開している「シルバーバックグループ」をピックアップする。

11月に取得した『PA-OH麻生田』を除く全てのパチンコホールは『シルバーバック』の屋号を冠し、熊本県に10店舗、宮崎県に4店舗、長崎県に1店舗の計15店舗運営。2017年からほぼ毎年1店舗のペースで新店をグランドオープンしているように、積極的な出店姿勢が同グループの特徴といえるだろう。また、1店舗あたりの平均設置台数は659台で、最も設置台数が多い店舗が838台の『シルバーバック諫早西店』、最も設置台数が少ない店舗が435台の『シルバーバック低貸専門八代中央』と、それほど店舗による設置台数の差は大きくない。

そんなシルバーバックグループの新台導入評価(※1)を見ていくと、「S」評価は1つもなく、パチンコで6店舗、パチスロで5店舗が「A」ランクとなっていた。

一見、新台導入にはそこまで力を入れていないのかと思ってしまいがちだが、新台導入評価は導入台数が多くなる大型店舗ほど評価が高くなる傾向があり、同グループの平均設置台数はパチンコが416台(「S」ランク店舗の平均設置台数は600台)、パチスロが242台(同371台)であること、そして店舗別に見た場合、低貸玉専門店の『シルバーバック低貸専門菊陽店』ではパチンコが「A」評価であるので、ランクから受ける印象よりも新台導入に積極的なグループと言えよう。

また、資産価値額(※2)を見ていくと、パチンコは35万4595円(全国平均:19万2442円)、パチスロは73万95円(36万5011円)であった。

低貸玉の店舗は資産価値額が低くなる傾向があるなかで、低貸玉専門店を4店舗運営する同グループの資産価値額は非常に高い。また、パチスロの資産価値額約73万円という数値が10店舗以上のチェーン店の中で最も高かったことも特筆すべき事項であろう。

これらを踏まえると、「シルバーバックグループ」は機種構成に注力しているグループと評価できる。スマスロを今後どのように導入していくのか、さらなる店舗展開を行っていくのか、関心は尽きない。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:3件 コメントを書く

  1. 警察が換金取り上げたら、大暴落するよね。

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  2. スマスロでもよそなら高設定の出玉が散見されるなかでも、シルバーはガチガチにグラフは低水位だもの。
    そりゃ儲かるでしょう。

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