とあるホールを視察した際のこと。その店舗ではパチスロコーナーでも各台計数システムを採用していた。にもかかわらず、メダル用の箱が置かれている。
一体何に使うのだろうと不思議に思っていると、遊技者は一旦箱にメダルを入れた後で各台計数機の投入口へと流し込んでいた。なるほどと理解する。たしかにこれはユーザー目線からは有難い工夫といえそう。
(勝手に吸い込んでくれるパチンコ機の各台計数機とは異なり)パチスロの各台計数システムでは自らメダルを投入しなければならない。そしてその投入口は右側にある。これが思いのほか面倒で、なかなかスムーズに出来ないというユーザーも意外と少なくないはず。
私自身もよくメダルをこぼしてイライラすることが多いものだ。一方で(メダル用の箱をメダル払い出し口に引っ掛け)両手でメダルを掻き込むと素早くメダルが入る。その後に各台計数機へ流せば本当にスムーズだった。
非常に細かな工夫だが、遊技客ファーストで考えた素晴らしい工夫だと思う。他にも、各台計数システムを使った事により空いたメダル箱の場所を「ゴミ置き」として活用している事例も目に付くところ。
痒い所に手が届くこうした工夫を大事にしているホールとそうでないホール。どちらが顧客から選ばれやすいかは言うまでもないだろう。むろん出玉や人気機種のラインナップなどに比べれば集客効果は微々たるものかもしれないが、現場で出来る工夫が自店のファンを生むこともまた事実だ。創意工夫を続けてほしい。
ドル箱を軒並み使う優良店ですね。
ウチのまわりは、、、パーソナルだろうが箱入れだろうが、空のドル箱より設定入れて欲しい。
イベントの機種だけドル箱おく店もありますよ