スマスロの導入が開始されてちょうど1カ月が経過した。お金を使うスピードが速すぎるとか、やっぱりメダルがあってこそのパチスロだとか、様々な意見があることだろう。それでも個人的にはまずまず悪くないスタートを切ったと思っている。
懸念されていたような設備系のトラブルもほとんど聞かれず、何よりも「既存機種との違い」が分かりやすい。故に賛否両論はあったとしても、徐々にスマスロの設置比率が伸びていくことは間違いなさそうだ。サミー初のスマスロ「北斗の拳」が型式試験において適合通知を受けたというニュースも追い風か。
一方で、来年春からの市場投入が予定されているスマートパチンコ(スマパチ)。こちらについては依然として全然ピンと来ないというのが正直な感想である。一体何がどう変わるのか。
パチスロ同様に「玉に触る必要が無くなる」と言われても、既に各台計数システムが浸透している今となっては遊技感に特段変わりはない気がする。また、盤面から釘が無くなるわけでもなさそうだし、どうやら「銀玉」もそのままなんじゃないかと言う人が大半。であるとすれば「釘問題」もそのまま残った上で、見た目はほとんど変わらないままだ。
いやいや「大当り確率の下限が350分の1」に変わるじゃないかと言われれば、たしかにその通り。スペック設計の幅が広がり、多様性のある遊技機の開発が可能となる。加えて「新仕様のc時短の搭載」によって今までにない出玉の波を創出することもきっと出来るのだろう。
とはいえ、やはり「既存機種との違い」がいまいち分かりづらい点は否めないところ。何せスマパチでなくとも「アズールレーン」(京楽)のような機械は出てくるわけだし、今のパチンコ機でも投資スピードおよび出玉のスピードは十分速いはず。これ以上のものが本当に求められているのか、どうしてもピンと来ないというのが本音である。
ちなみに本日22日(木)からは、大一のスマパチ「e神・天才バカボン~完熟SPEC~」のフィールドテストが直営店で開始される予定。まずは実機を見てみたい。
玉がピンポン玉のようになると聞いていたが
それスマートボールやんけー!
実物の玉を内部で循環して使うと聞いたことがあるが、いくら触らないからといっても玉は汚れる。
研磨や玉上げ装置を内蔵した場合、台の値段が更に上がることがないか不安である。
玉も消耗品であるならば、メンテで抜くことも出来そうだし、カイジみたいに違う素材の玉にすり替えて営業することもできるかも?玉の真贋判定も搭載が必要そうですね。