東京都西多摩郡にて営業してきたパチンコホール『グランド ラ・カータ1111瑞穂店』が長期間の店休に入ったのは本年10月24日からだった。同店はパチンコ機721台・パチスロ機390台(合計1111台)を誇る巨艦ホールとして昨年末にグランドオープンを果たしたばかり。
運営母体となる「瑞鳳」グループでは初となる1000台超えの店舗としても大いに注目を集めたものだ。しかしながらグランドオープン当初から遊技客に対して色々と制約があったとの話も聞き漏れてくるなど、評判はあまり芳しくないものとなってしまった。結果的に集客面で苦慮していた点は否めず、グランドオープンから10ヶ月ほどが経過したところで一旦仕切り直しを決断した次第である。
なお、店休に入った際には「お客様にご迷惑をお掛けする場面も多々あったと自覚しております」「一度お休みを頂き地域のみなさまに愛される店舗に生まれ変われるよう務めさせて頂きます」などと異例とも思えるメッセージがHPに掲載されていたものである。
そしてこの度、12月28日(水)の11時にグランドリニューアルオープンすることが告知された。既に「抽選参加券」の配布は終了したようだが、引き続いて「フリーパスポート」は配布中とのことで、ホームページ上では以下のように記載されている。
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グランドリニューアルオープン混雑緩和の為、12月17日より配布させていただいておりました抽選参加券についてのご案内です。
ご好評につき全日程の配布を完了いたしました。多数のお客様のご来店、誠にありがとうございます。
店頭では引き続き、「当日枠」フリーパスポートを配布しております。また、席の方も十分に準備をしております。
グランドリニューアル期間、フリーパスポートをお持ちのお客様は、抽選入場のお客様のご入場後、「並び順」でのご入場となります。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。今後とも当店へのご愛顧を宜しくお願いいたします。
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ちなみに「フリーパスポート」は12月28日(水)から7日間有効となり、(抽選参加券を持った来場者の入店後に)一般顧客より優先して入場できるというもの。今では多くのグランドオープン時に採用されている取り組みの一つといえよう。
また、オープンに先んじて21日(水)・25日(日)・26日(月)の3日間で「無料パチンコ/スロット」も開催された模様。こちらは初心者などにも楽しんでもらおうと(もちろん景品交換は出来ないものの)実際の遊技台を貸玉料金0円で開放する試みとなっている。
こうした各種の取り組みからも、改めてファンの信頼を取り戻そうとする店舗側の姿勢が見て取れるところ。
業界内外から「もっと早くリスタートすべきだった」「負のイメージを払拭するのは難しいのではないか」という意見も聞かれるなど、むろん一旦失った信頼を取り戻すことは容易ではない。それでも、このセカンドチャンスが大成功となることを個人的には心から期待している。顧客目線から本当に「優良」だと思えるパチンコホールが1軒でも増えて欲しいものだ。
どんなにぶっこ抜いても、出して射幸心煽ったら客は戻ります。それがパチンカスw
いかさまして信頼なくなった業界なんだからいかさまやめないとあかんでしょ