元旦に初詣を済ませた帰り道、近場のパチンコホールを覗いてみる。すると想像以上に多くの遊技客で賑わいを見せていた。業界関係者の一人としてはむろんホッとする気持ちの方が大きい。まだまだパチンコも捨てたものじゃないなと。
ただし同時に「元旦くらい家族や友人とゆっくり過ごしたら良いのに」、そんな気持ちになったこともまた正直なところか。
ちなみにファッションビルを展開する丸井グループは(大半の店舗で)正月三が日を休業とし、4日を初売りとしていたものだ。3日間丸々休むのは1988年以来で35年ぶりだという。同社のHP上では「店舗で働くスタッフにも、お正月3日間はゆっくりと休んでほしいと考えております」等と記載されていた。働き方改革という観点からも粋な取り組みだと思う。
同じように正月三が日を休業としていたパチンコホールも一応存在している。ただし都心部のオフィス街など、本当にごく僅かな店舗に限られるのが現状だ。ホール側からすれば貴重な書き入れ時なのだから、当然といえば当然の話。
それでも現場スタッフからしたら「休めるものなら休みたい」というのが本音だろう。ただでさえ過酷な労働環境というイメージを持たれているパチンコ業界だからこそ、他業種以上に働き方改革を推進すべきではないか。
また、形式的な依存症対策を謳うくらいならば、業界を挙げてお正月営業を制限するような考え方も検討に値するはず。皆様はどうお考えになるだろうか。
結婚はしていない。もう親はいない。友人達は家庭を持ってるので会っても邪魔になるだけ。
そんな人間の気持ちも分からないから「元旦くらい〜」と言っちゃうんだろうな。
緊急事態宣言の休業要請にどういう対応をしたのかもう忘れたのか?
こんな提言受けるような業界じゃないことすらわからないのは、業界人の前に自称をつけることを切にお勧めするレベルだ