埼玉県羽生市にて営業中の『メルヘンワールド羽生店』をNEXUSグループが事業承継することが公告されたのは昨年末のこと。同店は国道122号線沿いに位置しており、総設置台数560台のパチスロ専門店であった。
半径5キロ圏内には『ダイナム羽生店』や『ニラク羽生店』などの競合ホールも点在しているが、商圏内に顕在化している遊技顧客数はけっして多いとはいえないエリアである。
加えて、7キロほど北側にはグループ店舗となる『D’station館林店』が存在し、10キロほど南西方面には『Super D’station鴻巣店』も店舗を構えているという位置関係だ。
そのため『メルヘンワールド羽生店』をNEXUSグループが取得したという一報を聞いた際には、少なからず驚かされたというのが正直な感想だった。1月22日(日)に現地を視察すると、店内には既に閉店案内が掲示されていたものだ。
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<お客様へご案内>
平素は格別のご愛顧賜り誠にありがとうございます。
この度、メルヘンワールド羽生店は令和5年1月29日(日)をもちまして閉店させて頂く運びとなりました。
会員様におかれましては、期限までに貯玉の引き落としを行っていただきますよう宜しくお願い申し上げます。
貯玉引落し期限
1月29日(日)営業終了22:45まで
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一旦閉鎖の上で、いずれ「Dステーション」へと生まれ変わることが予想される。なお、店内には閉鎖された島も見られたため、再始動の際には560台以上の規模となるかもしれない。設置構成なども含めて注目したいところだ。