新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは九州を中心に店舗展開している「ユーコーラッキーグループ」。
「ユーコーラッキーグループ」は主に「ユーコーラッキー」の屋号を冠し27店舗を運営。九州以外では、群馬県、千葉県、神奈川県、山口県にそれぞれ1店舗ずつ運営している。1000台以上の巨艦店舗を1店舗経営しているが中規模店舗が中心で、1店舗あたりの平均設置台数は625台となっている。
そんな「ユーコーラッキーグループ」の新台導入評価を見ていくと、最高ランクの「S」はパチンコ・パチスロともに6店舗で、「A」はパチンコ・パチスロともに2店舗だった。
店舗別にみていくと、最大設置台数の『ユーコーラッキー37宇部店』(1200台)など、グループ内で設置台数の多い店舗を中心にランクが高くなっていた。また、それ以外の店舗に関しても、平均以上の「B」ランクの店舗が大多数を占めており、メリハリをつけた戦略がなされていると思われる。
資産価値額に関しては、パチンコは22万1485円(平均18万5151円)、パチスロは55万371円(平均37万2603円)とともに平均額を超えていた。
店舗別にみていくと、圧巻なのはグループ内で最も新しい『ユーコーラッキー37太宰府店』で、パチスロの資産価値額が125万5046円で全国第3位の数値をマーク。上位2店舗の設置台数はともに50台以下の店舗であったので、パチスロ設置台数が100台以上の店舗の中では最も高い。
『ユーコーラッキー37太宰府店』の資産価値額を除くと、全般的に堅実という印象を受ける「ユーコーラッキーグループ」。今後も同じようなスタイルで運営されていくのだろうか。
※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。
※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる
低貸しの役比めちゃくちゃだもんで生安課に文句言いまくっておりますは