遊技産業健全化推進機構のホームページに『D’ステーション羽生店』が新たに登録された。住所は埼玉県羽生市大字小須賀571番地1で、元『メルヘンワールド羽生店』の跡地だ。
同店をNEXUSグループが事業承継することが公告されたのは昨年末のこと。そして先日1月29日の営業を以って一旦閉店したのは既報の通りである。
同店は国道122号線沿いに位置しており、総設置台数560台の大型パチスロ専門店であった。なお、店内には閉鎖された島もあったため100台程度の増台であれば容易に行えるスペースを有していた点も付記しておきたい。
ただし(半径5キロ圏内には6軒のパチンコ店が存在しているものの)通常貸営業における顧客総数はそれほど多くない市場にも見えるのが少し気になるところ。
そんな中で『D’ステーション羽生店』がどの程度の規模で再出発を図るのか。またパチンコ・パチスロ別の設置構成比率をどうするのかについては、個人的にも非常に興味深い点だ。
「メッセ」そして「カツヨシ商事」と比較的出店意欲が強い2社が結果的には撤退した案件だけに、NEXUSグループの戦略にはより注目が集まることだろう。
羽生市は福岡じゃないけどね。