×

【パチンコ経営企業分析】1月度におけるパチスロ最多導入機種は「HEY!エリートサラリーマン鏡(パオン・ディーピー)」だった

1月度におけるパチスロの最多導入は「HEY!エリートサラリーマン鏡(パオン・ディーピー)」だった

今回は2023年1月度におけるパチスロの導入状況をレポートする。

1月度のパチスロ新機種は、「SモモキュンソードDX(西陣)」「もっと!チバリヨ‐25(ネット)」「パチスロモンスターハンターワールド:アイスボーン™(エンターライズ)」「大花満(ジェイピーエス)」の4機種。なお、月末から導入開始となった後者2機種は今回参照したデータには一部しか含まれていないことをご留意いただきたい。

それを踏まえて、1月度において最も導入された機種は「HEY!エリートサラリーマン鏡(パオン・ディーピー)」であった。昨年12月度に続いて2カ月連続。

12月末の時点で2万1000台以上導入されていた同機種は、1月末時点でさらに1万2000台以上増え、現在の設置台数はパチスロ全体で6番目に多い3万3000台以上となった。

グループ別の導入状況を見ていくと「マルハングループ」「アンダーツリーグループ」「NEXUSグループ」「ニラクグループ」「ABCグループ」「ベガスベガスグループ」「ノヴィルグループ」等が同機を最も多く導入している。30店舗以上運営している18グループに絞っても、これだけのグループが該当した。

一方、導入上位10機種の合計を算出すると、12月度は約10万台だったのに対し、1月度は約5万台と半数以下にとどまっている。11月12月と続いていたスマスロ登場による盛り上がりはいったん落ち着いたと言えよう。

また、メーカー毎の設置台数を見ていくと、総設置台数に差はあるとはいえ、パチンコほど大きくシェアを変動させたメーカーは見当たらなかった。

ちなみに、「HEY!エリートサラリーマン鏡」に次いで2番目に導入台数が多かったのはサミーの「パチスロ甲鉄城のカバネリ」(約1万1700台)であった。

©DAITO GIKEN,INC.


コメント:0件 コメントを書く