これは、4号機時代から打ち続け、大人になってからの大半を、パチスロの収入で生活してきた生粋のヘビーユーザー(超絶ダメ人間)である私「H」がパチスロに関わる様々な事柄を書いていくコラムである。
――パチスロが変わる。
そんな鳴り物入りで登場したスマートパチスロ(以下、スマスロ)。
その第1弾として登場した「ヴァルヴレイヴ」は万枚突破率が設定1で約5%、設定6で約25%と、ここ数年のパチスロ機では考えられないほどの出玉性能を誇る。
長らくパチスロを愛好していたユーザーが離れていった1番の要因は6号機に移行してからの「出玉」だろうから、これは本当に業界が変わるかもしれない!私もそう思った。
とはいえ、導入前のうたい文句だけは立派で、いざ導入されてみたら「全然出ないよ!話が違うじゃないか!」「あの万枚突破率は絶対嘘!」なんて言われることはこの業界の常。
だが、、、スマスロの出玉性能は「ガチ」だった。
私も導入初日に「ヴァルヴレイヴ」で9000枚弱という大量出玉を経験したが、あまりの出玉性能に連チャン中は口が開きっぱなしだった(キモイ)。
ATの継続抽選に当選し続ければ数時間でリミットの1万9000枚に到達してしまう。導入初日から万枚報告は多数あったし、それが不思議じゃない出玉性能を誇っていた。
じゃあ、そんな私がスマスロの出玉の魅力に憑りつかれ、スマスロばかりを打っているのかというと、そうでもない。むしろ積極的に打つのは怖いと思い、敬遠気味である。
万枚超の出玉が現実的ということは、裏を返せばそのぶん「吸い込みも激しい」ということ。
収支が生活に直結するような人から見れば、「出玉の魅力」よりも「投資の不安」が勝るのではないだろうか。設定6など高設定に求めるのは一撃性よりも安定感。
現状のスマスロは「ヴァルヴレイヴ」「バキ」「リノ」「エリートサラリーマン鏡」の4機種が出ているが、「投資と出玉のバランス」が悪くないと思うのは「エリートサラリーマン鏡」くらいのもの。あとの3機種は「一撃性に特化」しすぎていて、怖くて打ちづらいのが本音で、「高設定狙い」で打とうとは思えない。
スマスロが登場して、「コアユーザーの復帰」や「新規ユーザー獲得」が期待されていたと思うが、現状のスマスロでは「メダルレス」は魅力的ではあるものの、リスクとリターンの観点から「新規ユーザー」は手が出しにくいのではないか。私がパチスロ初心者に勧められるスマスロはと考えると・・・これは無い。いま勧めるなら、むしろ「カバネリ」や「ジャグラー」または「新ハナビ」などのスペックが甘い台になるだろうか。
これから色んなメーカーからスマスロが出てくると思うが、せっかく「メダルレス」というパチスロに革新が起きようとしているのだから、出玉に特化した台だけでなく、遊びやすさも重視した、多種多様なスマスロを出して欲しい。そうすればさらなるパチスロの活性に繋がると思っている。
その通りです。スマスロのラインナップはマニアック過ぎですね。パチンコなら損するゾーンは存在しないですし回転数で試し打ちなどできますが、スマスロは得体がしれな過ぎですね
換金率が低ければ換金ギャップで出ても負けるがあるけれど出るが存在するんだよね
高換金率ほど出るが極端に少なくなっていくから打つ機会も減る
依存症しか残ってないから10万負けからの9万戻しで脳汁が出る機種が主流になるのも仕方がないけどね