新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回は1月度における店舗ごとの新台導入状況を見ていく。
最も導入台数が多かったのが山口県山口市にある『デルパラ7山口店』(1,164台)の約300台。次が岡山県津山市にある『nikko津山店』(1,144台)の約250台。そして熊本県菊池郡にある『メガフェイス1070菊陽店』(1,124台)の約220台となった。
これら3店舗に関しては、昨年末の12月27日にグランドオープンしており、グランドオープンの勢いそのままに1月も積極的に新台を導入したものと思われる。
また、年末年始にグランドオープンした他の店舗を見ても
『ビックつばめ平店』(12月29日開店)
『楽園アメ横店』(1月6日開店)
『Super D’station高崎本店』(12月29日開店)
『KING BOSS 1000』(12月28日開店)
などの店舗が導入台数トップ10に入っていた。これらの店舗は2月以降はどのような戦略をとっていくのか興味深い。
導入台数だけで見てしまうと大型店舗のみになってしまうので、次に導入比率で見ていく。
導入比率において20%を超えていたのは5店舗で、そのうちの4店舗は
『デルパラ7山口店』25.0%
『ビックつばめ平店』24.3%
『楽園アメ横店』21.9%
『nikko津山店』21.6%
であり、年末年始にグランドオープンした店舗が、新台戦略を強く打ち出した様子が見受けられたのだが、最も導入比率が高かった店舗は神奈川県横浜市青葉区で営業している「WEST END」で28.4%。
同店は総設置台数197台の小型店舗ながら、毎月40台前後コンスタントに新台を導入しており、新台導入評価もパチンコに関しては、長らく「S」ランクを維持していた。
非常に興味深い店舗であるので、今後の動向についても引き続き注目していきたい。