セルフＰＯＳ。コロナ禍以降に導入店舗が一気に増えて、スーパーや衣料品店などそこかしこで見かけるようになった。万引き対策など難しい側面もあるだろうが、人手不足対策や人件費の削減効果を考えると今後ますます増えていくはず。
パチンコホールでも同様で、「セルフカウンター」の導入店は今や全く珍しくない。利用する立場からしてもほとんど待たずに景品交換できるため、非常に便利で有難いシステムといえよう。
知人とそんな話をしていると、「近所のホールには全く導入されていない」という人も居て少し驚かされた。どうやら地域ごとに大きな格差があるよう。問題なく導入できるエリアとそうでないエリア。この違いは一体何なのだろう。
スマート遊技機の登場により「コンビニ的な出店戦略」を考えているホールにとってもこの点は意外に重要か。小規模店の運営にはランニングコストの削減が欠かせない。パチンコホールにおいて二大経費ともいえるのが「機械代」と「人件費」であり、セルフカウンターを採用出来るに越したことはないのだから。