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【パチンコ経営企業分析】鹿児島県にてパチンコホール「イエスランド」を展開する「細山田商事グループ」、新台導入状況・資産価値額で抜群の存在感

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは鹿児島県鹿児島市に本拠を置く「細山田商事グループ」。

「細山田商事グループ」は鹿児島県にて「イエスランド」の屋号で計6店舗のパチンコホールを展開している小規模チェーン。1店舗あたりの平均設置台数は743台で、1000台以上の巨艦店舗も2店舗ある比較的大型店舗の多いグループである。ちなみに、お客様に対して常に笑顔で「はい!」と応えたい、という想いから「イエスランド」と名付けたそうだ。

そんな同グループの新台導入評価を見ていくと、「S」ランクはパチンコが2店舗で、パチスロが4店舗。「A」ランクはパチンコが2店舗、パチスロが1店舗と、上位2ランクに半数以上の店舗が該当しており、新台導入に積極的なグループと評せる。

なお、鹿児島県内における「S」ランクの店舗はパチンコ・パチスロともに7店舗ずつで、パチスロにおいては7店舗のうち4店舗が同グループの運営店舗となっている。

資産価値額も高く、パチンコは43万545円(平均20万2124円)、パチスロは93万1545円(平均42万1307円)と、ともに平均値の倍以上の資産価値額であった。5店舗以上のグループで見ると、パチスロの平均資産価値額は最も高く、各店舗にまんべんなく有力機種を設置していると言えよう。

また、店舗別ではグループ内で最大設置台数を誇る『イエスランド鹿屋店』(1111台、鹿児島県肝属)のパチスロの資産価値額は123万7071円で、1月度において全国で6番目に高い数値となっている。

新台導入状況および資産価値額で抜群の存在感を示している「細山田商事グループ」。今後も鹿児島県のパチンコ市場を盛り上げていって欲しいものである。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


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