2023年1月26日に東京・神田にパチスロゲーセンとしてグランドオープンした「神田センター」。今回は先日、同店へお邪魔して趣味打ちをしてきたので、その模様をお伝えしたい。
まずはお店の紹介から。場所は神田駅目の前とアクセスが非常に良い。パチスロ設置台数は148台。1階は「4号機の登場から終焉、そして5号機時代へ」、2階は「5号機成長期から成熟期を経て規則改正、5号機終焉へ」、地下1階は「裏モノ&30パイコーナー」と各階にはそれぞれコンセプトが設定されている。
料金は「2時間2000円、3時間3000円、無制限4000円」で、利用時間に合わせた遊技が可能。初めての入店で不安だったが、ラーメン屋よろしく券売機だったので分かりやすい。スタッフの対応は親切丁寧で、初めての方でも安心して遊べるだろう。
情報島にプレオープン初日の記事があるので、ぜひ参考に。
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歴代の名機がズラリ
1機種あたり1時間を目安に3機種3時間打とうと思い、3時間チケットを購入。とにかくラインナップが凄く良い。
往年の名機たちがズラリと並び、何を打とうか非常に悩むところ。
悩んだ末、とりあえず最初は初代「北斗の拳」を打つことに。
なんかパネルに全然見覚えがない(後期に出たパネルかな?)
「初代完全踏襲!」という触れ込みの「スマスロ北斗の拳」も出るので今一度、初代がどんなものだったか思い返したい。
ちなみにコインを借りる時はコインサンドの玉貸しボタンを押せば、普通のパチンコホール同様にコインが借りられる。
出したコインはジェットカウンターに流したりと、本当に普通のホールみたいに打てる。
「プロお断り」とかの注意書きはネタだと思うんだけど、思わず笑ってしまった。
とにかく普通のパチスロ専門店みたいな雰囲気の作りになっている。不満なのは「飲み物を置くスペースが無い」ことくらい。
当時の記憶がよみがえる
とりあえず液晶がめっちゃ小さい。当時はこれくらいが主流だったから特になんとも思わなかったけども。
あと、筐体にゲームフローが載っているのも懐かしい。4号機ならではという感じ。見るまでこういうのあったの忘れてた。
中押しでリプレイこぼしの出目。
左リールは「ホベナ」の赤7を避ける必要があるのだが、当時は左もテキトーに押してちょいちょい取りこぼしてた。5号機に移行してから「リプレイの取りこぼし」は無くなったが、これはザックリ言うと「ストック機」というのを潰すためだったはず。(揃わないリプレイという概念を消した)
打ち始めて400Gくらいでレイ登場から「ラオウステージ」へ移行。
初代「北斗の拳」って、確か「ガセ前兆」の概念が無かったはず。なので、中段チェリーを引いた後に「ジャギ」や「ラオウステージ」に移行すると文字通りアツい。「スマスロ北斗の拳」では「初代モード」が選べるらしいが、初代同様「ガセ前兆」も無いのか気になるところ。
このラオウステージ中に中段チェリー。
昔はスイカはおろかチェリーも止められなかったが、慣れたものだ。
そしてこの中段チェリーからパチスロ史に残る「待っていたぞケンシロウ」の名言。
オーラは白。
白とはいえ、最低継続率66%っていうのはやっぱり大きいよね。
やはりヤレる感を感じる。大体ヤレないんだけど。
JACナビが来たら「あえて無視してベル揃いを狙う」というプチ攻略法。
当時打ってた人なら一度はやっていたはず。
初回はケンシロウ登場で継続確定。
最低66%継続なのに1セットで164枚も取れてしまった。しかも早い。やっぱり4号機の出玉は凄いなと、改めて実感。ゲーム性とかは5号機の方が好きな台が多いんだけどね。
結局これは3セット410枚で終了。
終了後はラオウステージ。(アツかったっけ?)
記憶は定かじゃないが、ラオウステージなら1G連とかにも期待できるのかな。
確か初代北斗って高継続ほど1G連の割合も高くて、89%継続なら(終了7%、1G連4%)みたいな、結構期待できる振り分けだった気がする。なので北斗揃い後は1G連にも期待できるみたいな。(さすがに細かい数値は覚えていないが)
結局そのラオウステージは特に何事もなくスルー。
100Gほど回した中段チェリーから2回目の初当たり。
これが5連まで伸びて697枚獲得。
「愛をとりもどせ」を聴きたかったが、時間もないので初代北斗の実戦はここで終了。
まだ他にも2機種打ったが、長くなってきたので残りは次回のコラムで!
ガセ前兆 普通にありましたが
ボーナス終了後は ボーナス突入時のステージからスタートだったと…
ホントに元パチプロだったの?
打ち放題4000円は若干高めではあるが、初めて行くなら許容範囲。ただ、2回3回とリピートするのはお小遣い的に少し厳しいかなと。そこで提案ですが、自発的サブスクリプションというのはどうでしょう。初めての人は4000円ですが、その後は毎月1000円払うだけでその月はいつでも自由に打てるという案です(特に神田界隈だと仕事帰りにちょこっと遊びたい人が多そう)。コアなファンにはお得感満載ですし、そうでない一般的懐古趣味の人にもハードルは低め、そして強制ではないのでしばらく通わないならやめてしまい、再び興味を持った時に最初の4000円から始めればいいのです。
少し高めに設定するのであれば、初の支払日から1ヶ月以内の来店は1日打ち放題1000円(この場合は毎回払う)というのもありかもしれません。1ヶ月の有効期限内に必ず来店させる動機づけになります。これは「かつや方式」に倣いました。