昨日遊技機メーカー「平和グループ」のラグジュアリーホテルを紹介したが、ホール企業である「マルハン北日本カンパニー」も本格旅館の運営に参入している。山梨県甲州市に構える高級旅館「笛吹川温泉 坐忘(ざぼう)」だ。
露天付き離れとワインの温泉旅館「笛吹川温泉 坐忘」の経営を開始 | マルハン
パチンコホールを中心に総合エンターテイメント事業を展開する株式会社マルハン(本社:京都・東京)は、2022年3月18日に「株式会社坐忘resort」(本社:山梨県、代表取締役:韓俊、運営:マルハン北日本カンパニー以下「坐忘resort」)の株式を100%取得し、2022年6月30日に坐忘resortは同社が運営を行う「笛吹川温泉 ...
マルハンは2022年3月に坐忘を買収し、運営を引き継いでいる。
こちらの旅館は1人1泊あたり3万円以上の高級旅館で富裕層をターゲットとしてる。温泉はもちろん、懐石料理や日本最古のワイナリー「まるき葡萄酒」直送の甲州ワインなどを楽しめる贅沢な温泉旅館である。
元々の高級旅館の風情を持ちつつ、パチンコ事業で培った接客技術を融合させ、顧客満足度の向上を実現している。
実績のある企業等ともパートナーシップ契約を締結しており、本腰を入れた経営を行っている様子が窺える。
顧客のターゲットはパチンコ事業と全く異なる旅館の経営。今までの接客ノウハウが試されるところだろう。パチンコ事業で最大手のマルハンが旅館経営でどのような実績を残していくのか、今後注目していきたい。