【パチンコ経営企業分析】２月にグランドオープンしたパチンコ店『キクヤ堺北店』が導入率トップに、２０２３年２月度の店舗別新台導入状況

『キクヤ堺北店』

今回は２０２３年２月度における店舗別の新台導入状況を考察していく。

２月度において新台を２００台以上導入した店舗は下記の７店舗となる。

また、導入率（導入台数÷総台数）で見ていくと、上位店舗はこのようになった。

２月１０日にグランドオープンした『キクヤ堺北店（※２）』が、設置台数が８８８台ながらも、導入台数では総設置台数１，５００台以上の巨艦店舗が上位を占める中で３位に入り、導入率ではトップであったように圧巻の結果であった。

喜久家グループは新台を積極的に導入しているグループであり、次月以降どのような新台戦略をとってくるか気になるところ。

また、導入率の上位になった店舗を見ると、「Ｐ真・北斗無双　第４章」と「Ｐ大海物語５」を中長期的なメイン機種とするため今回大量導入した店舗と、常に積極的に新台を導入する店舗が混ざった結果となったと言えよう。

そこで２０２３年の導入率上位店舗を調べてみたところ、２カ月間で導入率が３０％を超えたのは下記１０店舗となった。

※左に「〇」がついているのは、年末年始にグランドオープンした店舗。

２月度の表と見比べていくと、『ＷＥＳＴ　ＥＮＤ』『ミリオン平和台２１号店』『ＰＩＡ柏　パチンコ館』がそれぞれに入っており、まだ２カ月間ではあるものの時期問わずに積極的に新台を導入している店舗と言えよう。

その中でも圧巻なのは『ＷＥＳＴ　ＥＮＤ（※２）』であり、２カ月間で早くも導入率４８．０％という圧倒的なペースで新台を導入していた。同店は、小型店舗ながら積極的に新台を導入する店舗であり、今後も同じようなペースで導入していくのか非常に気になる店舗である。

※１：新台は発売から４週以内に導入されたもののみとする
※２：閲覧有効期限　3/7～3/13