今回はパチスロの資産価値額に焦点をあてて、店舗・グループ別に見ていく。
2月末時点において、中心価格が100万円を超えているのは、下記の8機種となる。
機種名 | 発売時期 | 中心価格 | 前月 | 前月差 |
マイジャグラーV | 2021年12月 | 2,669,818 | 2,903,846 | ▲234,028 |
沖ドキ!GOLD‐30 | 2022年12月 | 2,145,975 | 2,018,958 | 127,017 |
沖ドキ!GOLD | 2022年12月 | 1,692,127 | 1,786,122 | ▲93,995 |
パチスロ甲鉄城のカバネリ | 2022年7月 | 1,612,205 | 1,406,086 | 206,119 |
ハッピージャグラーV Ⅲ | 2022年10月 | 1,472,666 | 1,563,500 | ▲90,834 |
パチスロ モンスターハンターワールド:アイスボーンTM | 2023年1月 | 1,314,864 | - | 1,314,864 |
パチスロ 新鬼武者2 | 2022年8月 | 1,178,928 | 1,142,075 | 36,853 |
ファンキージャグラー2 | 2021年10月 | 1,045,000 | 1,002,317 | 42,683 |
先月同様「マイジャグラーV」の取引額が最も高かったのだが、他の高額取引機種と比較すると減少幅が目立った。ただ、全般的にみるとパチンコとは異なり高額機種の取引価格は安定していると言えるだろう。
2月末時点におけるパチスロ全体の平均額は41万9814円。「マイジャグラーV」をはじめ設置台数の多い機種が高額取引機種になっているので、パチンコの18万2630円と比較すると倍以上となっている。
また、パチンコの資産価値額が最も高かった『マルハン茶屋が坂店』の資産価値額は83万2174円だったのだが、パチスロにおいて100万円以上超えている店舗は55店舗もあった。
その中において資産価値額上位店舗は下表の通りとなる。
店舗名 | グループ名 | 住所 | 資産価値額 | 前月 |
国際センター中野店 | 三佑商事グループ | 東京都中野区 | 1,927,080 | 2,067,572 |
シグマ加賀屋店 | マンドレグループ | 大阪府大阪市住之江区 | 1,388,857 | 1,487,097 |
ZAP PRESTIGE | ZAPグループ | 神奈川県横須賀市 | 1,260,328 | 1,318,256 |
R7 STRONG | 共栄商事グループ | 埼玉県さいたま市岩槻区 | 1,239,361 | 1,297,845 |
キクヤ堺北店 | 喜久家グループ | 大阪府堺市北区 | 1,218,725 | - |
「ジャグラー」シリーズが高額で安定していることもあり、上位3店舗は先月と全く変わらなかった。
その中で『国際センター中野店(※1)』『シグマ加賀屋店(※1)』の2店舗に関しては小型のジャグラー専門店であるので、次月以降も上位にいるのだろう。また、2月10日にグランドオープンした『キクヤ堺北店』においては、パチンコの資産価値額・新台導入率においても上位に入っており、注目の店舗である。
次にグループ別に見ていく。
10店舗以上のグループのおいて、資産価値額が高かったのは下表の通りとなる。
グループ名 | 資産価値額 | 前月 |
SB Good Industryグループ | 893,222 | 906,485 |
岩下兄弟グループ | 735,248 | 767,846 |
マタハリーグループ | 699,135 | 710,648 |
安田屋グループ | 661,672 | 686,464 |
フェイスグループ | 657,362 | 674,398 |
「SB Good Industryグループ(※1)」がパチンコだけでなく、パチスロでも最も資産価値額が高いグループとなった。
「ジャグラー」シリーズを中心に高額機種の取引額が安定しているので、上位の顔ぶれはほとんど変わらなかった。次月は『キクヤ堺北店』のように新たにランキング上位に食い込む店舗が出てくるのだろうか。
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